クライムものからファミリードラマまで!芸術の秋に浸れる本格派洋画作品に注目

10月に突入し、いよいよ秋も本格化。そんな中、"映画通"も思わず唸る、芸術の秋にふさわしい話題作が続々と公開。見る作品に迷っている人はぜひ参考にしてほしい。

■『ザ・サークル』:11月10日(金)公開
世界ナンバーワンのシェアを誇る超巨大SNS企業サークル。創始者でありカリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)が掲げる理想は、全人類がすべてを隠すことなくオープンにする完全な社会。サークルに採用され奮闘するメイ(エマ・ワトソン)だが、ある事件でベイリーの目に留まり、新サービスの実験モデルに大抜擢される。またたく間に1000万人超のフォロワーを得てアイドル的存在になるが、その先には思わぬ悲劇が待ち受けていた...。

■『ローガン・ラッキー』:11月18日(土)公開
スティーヴン・ソダーバーグ監督(『オーシャンズ』シリーズ)が「今作が撮りたくてまた戻ってきたんだ」と語るほどの本作には、"変人爆破犯"役でキレッキレの怪演を見せ、大胆イメチェンを果たしたダニエル・クレイグを始め、再びタッグを組んだ『マジック・マイク』のチャニング・テイタムや、『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役のアダム・ドライヴァー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で注目を集めたライリー・キーオなど豪華キャストが集結! 「これは『オーシャンズ』シリーズの従兄弟版だ」というソダーバーグ監督の言葉通り、運もツキも最新技術もないド素人集団による強奪作戦が繰り広げられながらも、その裏で描かれる、兄弟愛や家族愛、初々しいロマンスなどの人間ドラマには、時に笑い、最後にはホロッとさせられ、観終えたあとにはきっと、温かい気持ちになれるはず。

■『gifted ギフテッド』:11月23日(祝・木)公開
7歳の生意気ざかりのメアリー(マッケンナ・グレイス)と、彼女の伯父でシングルのフランク(クリス・エヴァンス)、そして猫のフレッド。ちょっと変わった二人と1匹の家族は、互いがいるだけで毎日が記念日のように楽しい時間を過ごしていた。しかし、メアリーには生まれながらにして数学の天才的な才能があった。フランクはメアリーの英才教育を頑なに拒否するが、そこへ縁を切ったはずの母親が現れて...。『(500日)のサマー』でセンセーショナルなデビューを飾ったマーク・ウェブ監督が、チャーミングな映像と心に響く台詞で、"自らの手で作る家族"のすばらしさを描く感動作。

話題の本格洋画作品3選をチェックして、映画の秋を楽しもう。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ローガン・ラッキー』
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