『トゥルーライズ』や『アンダーワールド』といった映画作品をドラマシリーズ化する企画が続々と登場するなか、1999年公開の低予算ホラー映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(以下『BWP』)をドラマ化する話が浮上していることが分かった。英Digital Spyが報じている。
本作に登場するのは、メリーランド州ブラック・ヒルズの森に残る伝説の魔女"ブレア・ウィッチ"をテーマに、ドキュメンタリー映画を製作することになった映画科の学生ヘザーとマイケル、ジョシュアの3人。撮影中に忽然と森で消息を絶ってしまったが、手掛かりが発見されぬまま捜索が打ち切られることに。ところが事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムが森の中で発見され...。
超低予算で製作されながらも、全米でメガヒットを放ったドキュメンタリータッチの作品。オリジナル公開翌年には『ブレアウィッチ2』、2016年には『ブレア・ウィッチ』が製作されている。
米ポッドキャストDiminishing Returnsに出演したオリジナル版の共同監督エドゥアルド・サンチェスが、「スピンオフ製作は自然な流れだが、必ずしも必要な企画ではない」とコメント。インタビュアーが、「復活版が製作されるのなら、続編もしくは前章を描くアンソロジーになるのか、それともオリジナルに近い形になるのか?」と尋ねると、「何とも言えない」と断言は避けていた。
しかし、「『BWP』をアンソロジーとして製作するアイディアは、とても興味深く思っていた。ほぼ当たっているよ。そんなところだ」とも発言。そして、「どうなるかは分からないけど、おそらく『BWP』の次の形はTVシリーズだろうね」とも続けている。
かつて人気を博した映画作品がTVシリーズとして復活するなか、そこに『BWP』も加わることになるのだろうか? 今後も続報が入り次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』より
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