1981年から9シーズンにわたって米ABCにて放送された『ダイナスティー』を、米CWがリブートした『ダイナスティ』のフルシーズン製作が決定したことが明らかとなった。米Varietyが報じている。
大富豪一家であるキャリントン家の愛憎劇を描いたオリジナル版は、『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』のプロデューサー、アーロン・スペリングが手掛けて大ヒット。リブート版では、キャリントン家の家長だったブレイクの娘ファロンと、彼女の義理の母親であるクリスタルの確執を中心に、キャリントン家と対立するコルビー家との間で繰り広げられる複雑な人間関係が描かれる。
本国アメリカで10月11日(水)に放送が開始して以来、現時点で4話が放送されたシーズン1は平均視聴率が0.26レーティングで、18~49歳層の視聴者数は平均91万人。CWは女性が主役の『ヴァンパイア・ダイアリーズ』と『REIGN/クイーン・メアリー』の放送が終了したことで、『ARROW/アロー』や『THE FLASH/フラッシュ』といった男性をメインキャストに据えたシリーズが目立っていたことから、『ダイナスティ』に期待をかけているようだ。
リブートで主役ファロンを演じるのはエリザベス・ギリーズ(『ビクトリアス』)、ファロンの父ブレイクには『デビアスなメイドたち』のグラント・ショウ、ファロンの義理の母クリスタルにはナタリー・ケリー(『ワイルド・スピード SKY MISSION』)、ファロンの兄スティーヴンにはジェームズ・マッケイ(『ヘッドハント』)がキャスティングされている。
リブート版『ダイナスティ』は、日本ではNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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