Netflixオリジナルシリーズ『ブラック・ミラー』は"デジタル時代のトワイライト・ゾーン"と言われるほど高い評価を得ているが、そもそもこのタイトルに込められた意味とは一体何なのか。英Digital Spyが伝えた。
"ブラック・ミラー"の意味
インターネットやスマートフォン、リアリティショーなど、テクノロジーやメディアの潮流が私たちの生活に及ぼす影響をテーマに据えて、近未来の世界を描いた本作。"ブラック・ミラー"という言葉には、世の中の闇、そして私たちの社会を映し出す何かが関係しているのではないかと推測されていた。しかしながら、実際にはデバイスの電源を切った時、反射する黒い画面の状態のことを指しているのだとか。
この意味を知ったファンはツイッター上で驚きの反応を示しているが、クリエイターのチャーリー・ブルッカーは2014年の英Channel4のインタビューですでに、「TVや液晶ディスプレイ、iPhone、iPad、それらはただの黒い鏡のように見えるが、何か冷たさと恐ろしさを感じる。このドラマのタイトルにぴったりだと思ったんだよ」と、タイトルの意味を打ち明けていた。
続けて、「視聴者の皆さんがこのドラマをTVやタブレット、スマートフォンで見て、その後エンドクレジットが流れ、画面が真っ黒に切り替わる。そこに映るのは自分自身…そういうところが好きなんだ」とブルッカーらしいコメントをしている。
そんな驚きの意味がタイトルに隠された『ブラック・ミラー』は、シーズン1~5がNetflixにて配信中。シーズン6は、6月15日(木)より配信。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ブラック・ミラー』© 2023 Netflix, Inc.