英作家ニール・ゲイマンの小説をドラマ化し、高い評価を得ている『アメリカン・ゴッズ』。ショーランナーが降板することが決定している本作だが、ジリアン・アンダーソン(『X-ファイル』)も新シーズンには出演しないことがわかった。米TV Lineが報じた。
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『ハンニバル』『アメリカン・ゴッズ』製作者、小説「ヴァンパイア・クロニクルズ」をTVシリーズ化
『ハンニバル』『アメリカン・ゴッズ』などの製作総指揮を務めたブライアン・フラーが、アン・ライスの小説シリーズ「ヴァンパイア・クロニクルズ」のTVシリーズ化に乗り出すことを、米Deadlineなど複数メディアが報じた。 【関連記事】世界一有名なヴァンパイア、《あの人》ゆかりの地に行ってみた!<前編> 吸血鬼の自伝形式で書…
本作は、北欧神話やインド神話などに登場する古き神々と、現代文明から生まれた新しい神々との戦いをめぐる物語。新しい神に対抗するために、謎の男ウェンズデイが、刑期を終えたばかりの男シャドウをボディーガードに、アメリカ中に存在する古い神々を集めようとロードトリップに出るが…というストーリー。
現地時間の1月10日(水)に開催されたTV批評家協会(TCA)の冬のプレスツアーに登場したジリアンは、自らの口で「私はもう『アメリカン・ゴッズ』に出ないわ」と発表した。
また、シーズン1ではブライアン・フラー(『ハンニバル』『スター・トレック:ディスカバリー』)と、マイケル・グリーン(『ブレードランナー 2049』『オリエント急行殺人事件』)がクリエイターを務めていたが降板することがすでに決定しており、その原因は製作会社Freemantleと意見がぶつかったことだと言われている。
新しいショーランナーも未だに決まっていないようで、撮影が始まるのはもう少し先のことになりそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジリアン・アンダーソン
(C)JHMH/FAMOUS