『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でイレブンを演じるミリー・ボビー・ブラウン。昨年にはエミー賞にノミネートされた13歳が、名探偵シャーロック・ホームズの妹を映画で演じることになった。米Deadlineが報じたところによると、この映画はナンシー・スプリンガー作のミステリー小説「エノーラ・ホームズの事件簿」を原作とするシリーズ作品で、ミリーは主演に加えて製作を務める契約を、制作会社のレジェンダリー・エンターテインメントと結んだとのこと。
原作小説の「エノーラ・ホームズの事件簿」は、アメリカでは2006年からスタートしたシリーズ。シャーロック・ホームズとその兄マイクロフトにとって、年の離れた妹にあたるエノーラが、シャーロックゆずりの推理力で活躍するという内容で、全6巻のうち第1巻と第5巻は、アメリカ探偵作家クラブ主催のエドガー賞にノミネートされた。日本では翻訳版が小学館より刊行されている。
ミリーはこのほか、レジェンダリー&ワーナー・ブラザース製作の映画『Godzilla: King of Monsters(原題)』(マイケル・ドハティ監督)の撮影を終えたところ。『ストレンジャー・シングス』を含めてドラマ界での活動が目立つ彼女だが、今後は映画を主な舞台としていくようだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ミリー・ボビー・ブラウン(C)NYPW/FAMOUS