『ブレイキング・バッド』で麻薬精製に手を染め、裏世界でのし上がっていく高校教師を好演したブライアン・クランストン。同作で数々の演技賞を総なめにし、一躍トップスターとなった彼が、18年間続けてきたサインの書き送り作業に終止符を打った。米US Magazineが報じている。
ブライアンは2月1日(木)に自身のインスタグラムにて、大量の封筒が積み重ねられているデスクから、顔だけをのぞかせた写真を投稿。「親愛なる皆さんへ」と綴った後、こうコメントを残した。
「この封書の山は、ロンドンにある私のオフィスにファンから届けられたもので、実はこれは3つ目の山です(本当です。一切加工していません)。これより前の封書の山二つにサインをするのに、何時間もかかり、ファンの皆さんに送り返すため、郵便局に自分で出向いて行きました。本当に、膨大な量なんです。アシスタントをつけていても、多すぎるのです。18年間、ファンのために何にでもサインをしてきましたが、もうそれは卒業します」
さらに「ご理解いただけることを願っています。ですが、外で私に会った時に声をかけてくれてば、私の本や舞台のパンフレット、写真にサインしますし、写真も撮ります。いつも応援してくださって感謝しています。またどこかの街で会いましょう。そして、その時はセルフィーを撮りましょう!」と続けた。
61歳になるブライアンは、驚くことに18年間も「サインをして送り返して欲しい」というファンからの品物にサインをし、郵送まで行っていたようだ。そんなブライアンが出演しているAmazonプライム新作Prime Original(プライム・オリジナル)ドラマ『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』は1月12日(金)より配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:ブライアン・クランストン
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