不老不死の検死官がニューヨークの難事件に挑むドラマ『FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿』で、主役ヘンリー・モーガンを演じたヨアン・グリフィズが新作ドラマ『Harrow(原題)』に出演決定したことが分かった。米Varietyが報じている。
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オーストラリアの公共放送局ABCが製作し、豪ブリスベンで撮影される本作でヨアンが演じるのは、法医学病理学者のダニエル・ハロウ博士。いくつもの顔と謎に包まれた過去を持つ彼は、不可解な数々の事件を解決しようと奮闘する...という役どころ。
現在44歳のヨアンは、この役を演じることについて次のようにインタビューに答えている。「こういう役を長年演じたいと思い続けていたんだが、年齢が下すぎたり、若く見えるため無理だったんだ。でも、40代になって、やりたいと思っていた役を演じられるようになった。ハロウは、『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』の主人公のように気難しいところがある。スティーヴン(・M・アーウィン)の脚本では、登場人物が検死中に交わすブラックユーモアや他の病理学者とのケミストリーが楽しく描かれ、シリアスで感動的なシーンからコメディタッチな瞬間へスムーズに切り変わる不自然さがないんだ」と語っている。
そして、10話構成となるシリーズで彼は「エピソード監督も務めたいと思っている」と意欲を覗かせ、「カメラの真ん中に立った経験は十分だから、何を求められているかは分かっているつもりだよ」とも述べている。
イギリス出身のヨアンは、映画『ファンタスティック・フォー 』のMr.ファンタスティックことリード・リチャーズ役でも知られ、サスペンスドラマ『リンガー ~2つの顔~』や映画『タイタニック』、『ブラックホーク・ダウン』、『ブッシュ』、『モンスター上司』など数多くの作品に出演している。
Photo:ヨアン・グリフィズ
©CHRIS BLACK/FAMOUS