フレディ・ハイモア、『グッド・ドクター』出演と子役からのキャリアについて語る

自閉症とサヴァン症候群を併せ持つ医師の成長を描き、全米で大ヒットとなったメディカルドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』。同作で主役ショーンを演じるフレディ・ハイモアが、米Deadlineのインタビューで、子役時代から現在までのキャリアや本作について語っている。

【関連記事】『ベイツ・モーテル』『グッド・ドクター』...サイコパスから天才医師までこなすフレディ・ハイモアの奥深さ

インタビュアーから、TV上で最も有名な医者になった気持ちと、このような大きなプロジェクトの主役を張ることに対して誇りに感じるかと聞かれ、以下のようにフレディは答えている。「誇りに思っているよ。おそらく、製作総指揮のデイヴィッド・ショアは(同じく製作総指揮を担った)『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』でのヒュー・ローリーの演技に感銘を受けて、同じイギリス人だからという理由で僕に話を持ってきてくれたんだと思うよ。ただ、ベストを尽くすだけだよ。パイロット版がシリーズになることをみんなが望んでいるし、まず自分自身を信じなければ何も起こらないよね」

現在26歳のフレディは、実はすでに20年近いキャリアを持つベテラン俳優でもある。ティム・バートン監督作『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)の主人公チャーリー役の少年で知られるが、業界に足を踏み入れるきっかけになったのは、母親がタレントエージェントをしていたからだという。「業界にいることが多かったので、自然と演技をしてみたいと思うようになったんだ。12歳の時に、ジョニー・デップ主演の『ネバーランド』(2004年)で5、6回オーディションを受けて出演が決定したことは、とてもラッキーだったよ」と子役時代を振り返った。また、サイコサスペンス『ベイツ・モーテル』の殺人鬼ノーマンを懐かしく思うかと聞かれ、「懐かしいと思うし、(母親役だった)ヴェラ(・ファーミガ)は、(『ベイツ・モーテル』と『グッド・ドクター』のロケ地である)バンクーバーに滞在しているため、今も時々会っているんだ」と明かした。また、『グッド・ドクター』で共演しているグラスマン院長役のリチャード・シフとは、ユーモアのセンスが同じで、とても仕事がしやすいと笑顔で語った。リチャードはとてもプロフェッショナルで、準備万端で、いろんなアイディアを持っており、作品を生き生きと豊かにしてくれるとも述べている。

インタビューの最後に、今後の展望として、自身と同じく、子役からスタートして製作にまで携わるようになったジョディ・フォスターのように俳優以外の道を考えているかと問われ、「『ベイツ・モーテル』でも脚本や監督業にチャレンジしたし、もちろん『グッド・ドクター』でも制作に関わりたいと思っているよ。それが良い作品作りのために自然なことだと思うな」と笑顔で締めくくった。

作品によって全く違う顔を見せるフレディ。その演技力が絶賛されている『グッド・ドクター 名医の条件』は、WOWOWプライムにて放送中。(海外ドラマNAVI)

【会員になって応募しよう】★『プリズン・ブレイク シーズン5』日本公開記念!コンプリート DVD-BOXが当たる!ご応募はこちらから

Photo:『グッド・ドクター 名医の条件』
(c) 2017 Sony Pictures Television Inc. and Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.