1997年からアメリカで放送され、世界中で大ヒットした法廷ドラマ『アリー・myラブ』のネル・ポーター役でブレイクし、最近では『スキャンダル 託された秘密』『ブル~ス一家は大暴走!』といった人気ドラマにレギュラー出演しているポーシャ・デ・ロッシが、俳優業から引退すると発言した。米Popsugarが報じている。
ポーシャは、私生活でのパートナーである人気コメディアンヌのエレン・デジェネレス(『ファインディング・ドリー』)が司会を務めるトーク番組『エレンの部屋』に出演し、引退を表明。現在45歳のポーシャはもともと18ヵ月前にその決断を下していたそうで、理由を以下のように説明している。「10年、20年先、自分がどんな俳優になっているかを何となく想像できたの。だから俳優業から引退して、ビジネスを始めようと思って」
その決断を受け、『スキャンダル』からは降板できる筋書きをすんなりと用意してもらえたのだが、『ブル~ス一家は大暴走!』からはそうはいかなかったようで、ポーシャは降板に至るまでの裏話を笑いながら話してくれた。「(製作側に、シーズン4限りで)俳優をやめるつもりだと話したのよ。私の希望を聞いて、理解してくれた。そう思ってた。そしたらシーズン5の話が来て、いつの間にかまた出演することになったのよ!」
『ブル~ス一家は大暴走!』は、2003年から2006年まで3シーズンにわたって米FOXで放送された後、Netflixにて2013年より新シーズンが製作され、今回のシーズン5はすでに撮影を終えている。ポーシャが演じるリンジー・ブルース・フュンケが見られるのも、このシーズンが最後となりそうだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ポーシャ・デ・ロッシ
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