世界一美しいと言われるカナダのプリンス・エドワード島を舞台に、想像力豊かでおしゃべりが大好きな少女を描いたL・M・モンゴメリの不朽の名作「赤毛のアン」を、孫娘ケイト・マクドナルド・バトラーの製作総指揮により本国カナダで3部作として映画化されたシリーズ。2017年5月に日本公開された『赤毛のアン』の第2部『赤毛のアン 初恋』と、完結編『赤毛のアン 卒業』が、10月5日(金)、11月2日(金)より全国順次公開となることが決定した。
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原作のイメージにぴったりだと評判になった主演のエラ・バレンタインが、1作目に続いて、心揺れる13歳と、大人への入り口に立つ16歳のアンも演じ、『~卒業』で2018年カナダのアカデミー賞にあたる、カナダ・スクリーン・アワードの演技賞(青少年向け作品部門)を受賞。同作は監督賞も獲得している。そのエラのほかにも、アンを優しく見守る兄妹、マシュウ役のマーティン・シーン、マリラ役のサラ・ボッツフォードら1作目のキャストとスタッフが再集結。
『赤毛のアン 初恋』でのアンは、マシュウとマリラと暮らすようになって2年。想像力を発揮しすぎて、自分が考え出したおばけにおびえたり、夜中に老婦人を死ぬほど驚かせてしまったり、はたまた髪を黒く染めようとして大失敗したり。そんな中、ダイアナとの友情を深める一方で、喧嘩していたギルバートとの和解のチャンスが訪れるが...。
続く『赤毛のアン 卒業』では、アンが教師を目指してギルバートたちとクイーン学院を受験し合格。しかしダイアナは親に進学を許されず地元に残ることに。初めての下宿生活でホームシックにかかりながらも、悲願の大学奨学金を獲得して卒業するアン。しかし、家ではマシュウとマリラが老いて弱っていた...。アンは悲しい試練を経験し、人生の大きな決断をする。
『赤毛のアン 初恋』は10月5日(金)より、『赤毛のアン 卒業』は11月2日(金)より、いずれも109シネマズ二子玉川ほか全国順次ロードショーとなる。(海外ドラマNAVI)
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『赤毛のアン 初恋』
©2017 GABLES 23 PRODUCTIONS INC. ALL RIGHITS RESERVED.
『赤毛のアン 卒業』
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