世界中で大ヒットを放っているサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』。シーズン7第1話で描かれた、悪役ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)による激しい暴力シーンには、選択肢が3つあったことが分かった。英Digital Spyが報じている。
(※本記事はシーズン7のネタばれ含む上、シーズン8の展開を含みますのでご注意ください)
6月22日(金)から24日(日)まで、米カリフォルニア州で開催されたポップカルチャーイベント「Fandemic Tour Sacramento」に、カール役を演じたチャンドラー・リッグスが登壇。シーズン7の第1話で主人公リックの仲間二人を、有刺鉄線を巻き付けたバットでニーガンが殴り殺すシーンがあるが、「キャストが貰った脚本には3つのバージョンがあって、その全部を撮影したんだ」とチャンドラーが明かした。
「実際にオンエアされたグレン(スティーヴン・ユァン)&エイブラハム(マイケル・カドリッツ)バージョンと、マギー(ローレン・コーハン)&アーロン(ロス・マーカンド)が殺されるパターン、アーロン&ユージーン(ジョシュ・マクダーミット)が死ぬ場面を撮影したんだ。実際に採用されたシーンほどリアルじゃなかったけど、どれが本物のバージョンなのか知っていたのは映像編集者だけだった。キャストや他のスタッフ、撮影後の作業に関わったスタッフも全員が知っていたわけじゃない。いつものことだけどね」と語ったチャンドラー。
異なるバージョンが撮影されたのは内容のリークに備えての策だと思われるが、実際に2016年10月に、マギーがニーガンの犠牲になるシーンが流出してネットを賑わせていた。
シーズン8でシリーズを降板したチャンドラーは、ジョシュ・ハートネット(『ナイトメア ~血塗られた秘密~』)と共演する犯罪スリラー映画『Inherit the Viper(原題)』と、SF映画『Only(原題)』の2本が待機中だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン7
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