『THE KILLING』で脚本と製作総指揮を務めたヴィーナ・サドが手掛けるNetflixオリジナルサスペンスドラマ『運命の7秒』。同作に主演するレジーナ・キング(『サウスランド』『LEFTOVERS』)が、第70回エミー賞リミテッドシリーズ/テレビムービー部門主演女優賞を受賞したことにより、ファンから同作のシーズン2への更新を希望する声が上がっている。米Cincinnatiが報じている。
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同作は、白人警官が黒人の子どもを車で轢いてしまうところから始まる。アメリカ社会が思う白人警察と黒人の被害者という図式を案じたため、仲間の警官とともに隠蔽工作をするが、被害者の家族は警察を疑い始め、真実を求め戦っていくというあらすじ。
レジーナは、『アメリカン・クライム』で2015年と2016年のエミー賞同カテゴリーの助演女優賞をで2年連続受賞しているが、今回の受賞は全くの予想外だったようだ。名前を呼ばれステージに上がったレジーナは、呆然とした表情でスピーチを始めた。
「本当? どうしよう! 何を言ったらいいかわからないわ。だって受賞すると思っていなかったもの。でもとても光栄よ。家族、友達、皆ありがとう。Netflixにも感謝したいわ。昨今のアメリカで何が起きているのかと語れる作品を製作してくれて。キャストの皆、ありがとう! 神様、感謝しています」会場に投げキッスをして舞台を後にしたレジーナ。その後Netflixが公式Twitterに、「『運命の7秒』レジーナ・キング、エミー賞主演女優賞受賞おめでとう!」と祝福のコメントとともに場面写真を掲載。「レジーナは全世界に値する」とツイートした。
これを見た同作のファンが次々と反応。実は、今年4月に同作はシーズン1での打ち切りを発表されていた。ファンからは、「そうだ。レジーナは全世界に値する、だから次のシーズンも必要だ!」「Netflix、そう思っているならシーズン2へ更新してレジーナを呼び戻しなさいよ」「これでもシーズン1で打ち切りにしたのは正解だったと思うのかい?」などというコメントが次々に投稿された。
Netflix側は、更新に関するコメントは現時点では発表していないが、もしかすると今後良いニュースが聞けるかもしれない。同作に関する続報が入り次第、お届けしたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『運命の7秒』
(C) JoJo Whilden / Netflix