1998年から2003年まで放送され、全米の若者を夢中にさせた青春ドラマ『ドーソンズ・クリーク』。同作で映画監督を目指す主人公ドーソンを演じたジェームズ・ヴァン・ダー・ビークが、現在米国南部に甚大な被害をもたらしている大型ハリケーン「フローレンス」が同作のロケ地を襲ったことに、悲痛な思いを伝えている。米Peopleが報じている。
41歳になるジェームズは、9月17日(月)、自身のInstagramにノースカロライナ州ウィルミントンが水没している写真と共にコメントを投稿。「『ドーソンズ・クリーク』を見ていた人ならこのマーケット・ストリートとウオーター・ストリートの場所がすぐにわかるはずだ。街が水没している。ウィルミントンにつながる交通手段が断たれていて、人々は未曾有の洪水のせいで、これから街の再建が大変だと思う。赤十字や慈善団体ドナーチューズなどに寄付をお願いしたい、僕のプロフィールのところにリンクがあるから。ロケを通して、南部でたくさんのことを学んだよ。心はいつも一緒だよ、カロライナのみんな」
投稿された写真の場所は、ケープサイドCDショップや、ドーソン家が所有する川沿いの家のロケ地として長年使用されてきた場所だった。同作のファンなら、すぐにわかる場所がこのようなことになり、ファンも驚いているだろう。ウィルミントンでは現在、外出禁止令が発令されており、洪水のせいで道路は冠水している。また実は、このウィルミントンは、『ドーソンズ・クリーク』だけではなく『One Tree Hill』の撮影でもロケ地として使われた。
カテゴリー4だったハリケーン「フローレンス」は現在1にまでなったが、今だに水没した街の状況は変わっていない。第2の故郷のような場所がこのような状況になってしまい、ジェームズも居た堪れないだろう。一日も早く、人々の生活が元に戻ることを願いたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク
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