J・K・ローリングファンに朗報!『私立探偵ストライク』続編製作が早くも決定

世界中で大ヒットした『ハリー・ポッター』シリーズの著者として知られるJ・K・ローリング。彼女が2013年に 、ロバート・ガルブレイスという男性名義のペンネームで発表しベストセラーとなったミステリー小説のドラマ版『私立探偵ストライク』の続編製作が決定した。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

同作は、現代のロンドンが舞台。戦争で片足を無くし、借金に追われ、更にはフィアンセにも逃げられたという最悪な人生を送る私立探偵コーモラン・ストライクが主人公。優秀な美人秘書のロビン・エラコットとコンビを組んで、数々の難事件に挑む本格探偵ミステリー。英BBC Oneで製作された同作は、本国で発売されている原作シリーズの3作目までを、第一章「カッコウの呼び声」、第二章「カイコの紡ぐ嘘」、第三章「悪しき者たち」として、3部構成全7話のミニシリーズとして2017年から2018年にかけて英BBCで、その後今年6月からはアメリカのケーブル局Cinemaxで放送され人気を博した。

主人公ストライクには『マスケティアーズ』で三銃士の一人、アトス役に扮したトム・バークが、そしてパートナーの美人秘書ロビンは、映画『シンデレラ』でアナスタシア役だったホリデイ・グレインジャーが演じている。今回発表された続編は全4話となり、バークもグレインジャーも同役で再び出演する。

新シーズンは、ストライクに助けを求める青年ビリーを中心に語られる。ビリーは、子どもの頃ある事件現場を目撃したとストライクに告白する。ビリーは精神的に不安定な人物のように見えるが、ストライクは彼が本当のことを話していると直感する。ロビンとともに、調査を進めるストライクだが、ロンドンの裏通りでつかんだ手がかりは、次第にイギリス議会内の秘密へとつながっていき、更には郊外の美しくも不吉な邸宅、マナー・ハウスへ二人を導いていくのだった...。

BBCドラマ部門責任者ピアース・ウェンガーは、「ローリングによる9月18日(火)に出版されたばかりのストライク・シリーズの新作「Lethal White(原題)」を元に、再び我々の手でドラマを製作できることを大変嬉しく思っております。ロバート・ガルブレイス(ローリング)は、新たな素晴らしい犯罪ミステリーを書き上げてくれました。ローリング、トム、そしてホリデイと一緒に、またヒット作をお届けできることを光栄に思っています」と語った。

ローリングファンにはたまらない『私立探偵ストライク』続編製作の嬉しいニュース。第一章「カッコウの呼び声」、第二章「カイコの紡ぐ嘘」、第三章「悪しき者たち」のミニシリーズ全7話は、 DVDレンタル&デジタル配信が11月21日(水)よりリリース予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『私立探偵ストライク』
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