『ギルモア・ガールズ』好きに『マーベラス・ミセス・メイゼル』をおススメしたい9つの理由<後編>

2000年から7シーズンにわたって放送され、母ローレライと娘ローリーの絆を描いた『ギルモア・ガールズ』(以下『ギルモア』)。Netflixで復活版『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』も製作されたほど大ヒットした同作がお気に入りだったファンに、是非ともおすすめしたい作品がある。米Popsugarが報じている。

その作品は、今年のゴールデン・グローブ賞だけでなく、先月開催されたエミー賞でも最多5冠に輝いた米Amazonのコメディドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』(以下『マーベラス』)。『ギルモア』のクリエイター、エイミー・シャーマン=パラディーノが手掛けているからこその、絶対ハマるツボが満載の『マーベラス』。当サイトで昨日ご紹介した前編に引き続き、その理由を紹介しよう。

5.レトロ・ファッションを真似てみては?
何と言ってもレトロなファッションが新鮮。ゴージャスで上品でセクシーなミッジのファッションは、現代社会でも取り入れられるかも? 『ギルモア』では、母ローレライのファッションが話題になったが、こちらも負けてはいない。

6.イケメンなのにどこかイラっとする男性陣!
『ギルモア』と言えば、ローリー(アレクシス・ブレデル)の恋のお相手役ジェスを演じた、今まさに旬の俳優、『THIS IS US』のジャック役マイロ・ウィンティミリア。彼の甘いマスクとどこかぶっきらぼうな態度にハマった女子も多いだろう。一方、優しいディーンを演じた『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』のサム役ジャレッド・パダレッキも大人気で、ジェシー派とディーン派と呼ばれる派閥もできたほど。『マーベラス』のミッジにもジョール(マイケル・ゼゲン)というイケメン夫がいるが、その他にも素敵な男性の出現もあり、これまた派閥が生まれそうだ。

7.あの人も出ている!『ギルモア』からの懐かしい顔が!
ミッジがコメディアンヌとして活躍するのを手助けし、マネージャーとなるスージー役のアレックス・ボースタインは、実は『ギルモア』にも2話ゲストとして出演していた。

8.パワフルな女性が活躍
『ギルモア』はローレライとローリーという自分をしっかり持った女性二人の物語だったが、『マーベラス』もパワフルに生きるミッジの姿が頼もしい。時代背景こそ1950年だが、ミッジはどんどん自我に目覚め、政治にも関心を寄せるようになり、男性の言いなりになるわけではない強い女性へと変化を遂げていく。

9.誰も完璧ではない
『ギルモア』の天使的な存在、ローリーにも欠点はある。ローレライもルークもジェシーもディーンも皆そうだ。『マーベラス』のミッジやその他のキャラクターも同じで、この"不完全さ"こそが作品の面白さの要素でもある。ローリーがイェール大学をやめてしまったり、ローレライとクリストファーがひっついたりした時、画面の向こうで、叫んでしまったあなた。もしかすると、『マーベラス』でも同じ経験をするかもしれない。

シーズン2配信前にシーズン3の更新が決定したという、Amazonプライムの話題作『マーベラス・ミセス・メイゼル』。『ギルモア・ガール』好きな方は特に必見だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:
『ギルモア・ガールズ』© Warner Bros. Entertainment, Inc.
『マーベラス・ミセス・メイゼル』© Amazon Studios