米NBCが、映画『リンカーン/秘密の書』のキャラクターを下敷きにしたドラマシリーズの企画を進めているようだ。米Varietyが報じている。
2012年に公開された映画版は、セス・グレアム=スミスの歴史改変小説「ヴァンパイアハンター・リンカーン」を映像化した作品。"あのリンカーン大統領は、実はヴァンパイア・ハンターだった"という奇想天外な設定のもと、その知られざる活躍を有名な逸話や史実を巧みに織り交ぜて描き出し痛快冒険活劇だ。
『The Last American Vampire(原題)』と題されたドラマ版の主人公は、若き女性分析官のアビー。風変りで謎に包まれた事件を扱うFBIの特別捜査課にリクルートされた彼女が、最初に関わった奇怪な殺人事件を捜査するうちに、謎めいた仕事のパートナーが実は、500歳のヴァンパイアだった...という展開になるようだ。
ドラマ版『12モンキーズ』でクリエイターを務め、『NIKITA/ニキータ』で脚本を手掛けたテリー・マタラスがペンを取り、彼は原作者のスミスとデヴィッド・カッツェンバーグ(『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』)と共同製作総指揮も務める。
映画版では、『白鯨との闘い』や『きみがくれた物語』などに出演しているベンジャミン・ウォーカーが、主人公エイブラハム・リンカーンを演じた。そのほかにドミニク・クーパー(『プリーチャー』)、アンソニー・マッキー(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(『FARGO/ファーゴ3』)らが出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『リンカーン/秘密の書』より
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