『HAWAII FIVE-0』200話記念エピソードはレトロ調、あの人の歌唱シーンも!

2010年から放送されている大人気犯罪捜査ドラマ『HAWAII FIVE-0』。本国アメリカで11月9日(金)に放送されたシーズン9の第7話で記念すべき200話を迎えたシリーズだが、そのエピソードが今までとは趣が異なる展開だったと話題になっている。米TV insiderが報じている。

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シリーズはハワイを舞台、青いビーチにアロハシャツやサンダル姿が映し出されることが多いが、この回では1940年代のハワイアン・ギャングを彷彿させるダブルのジャケットにヴィンテージのドレス、フェドラ帽というレトロ調の衣装を着たキャストたちが見られた。

スティーヴを演じるアレックス・オローリンは、「スティーヴは、同じ名前の祖父が担当していた古い事件に関わることになるんだ。祖父は警察になって謎を解くという夢なかばで、死を遂げたんだよ」とこのスペシャル・エピソードについて解説した。この祖父の追っていた謎について調査している途中、スティーヴにある出来事が起きてしまう。そして、祖父が追いかけていた若い女性の殺人事件を捜査するというストーリーだ。

アレックスは、ある理由によりスティーヴと祖父であるスティーヴの二役を演じる。クリエイターのピーター・M・レンコフは「どちらのスティーヴも粘り強い性格なんだよ。何をするにも110パーセントの力で挑むんだ。でも今回のあの重いウールのスーツを着るとなると、50パーセントの力の方が良かったかもしれないけどね。分厚いスーツのせいで、トカゲのようにじっとして汗をかかないようにするシーンが多かったよ」とも語っている。

さらにダノ役のスコット・カーンも、祖父スティーヴの相棒ミルトン・デイヴィスを演じており、タニ役のメーガン・ラスはアレクサ・アラニというバーのシンガー役を演じている。レンコフは、「メーガンに歌手を演じることになるアイデアを話すまで、彼女がこんなに歌が上手いなんて、誰も知らなかったんだ」と述べ、事前にメーガンが歌えるのかどうかわからない状態だったことを告白。アレックスも「メーガンは信じられないくらいいい声をしているんだ」と大絶賛。

そんな記念すべき通算200話は、いつものメンバーだが少し趣向を凝らした内容になっているようだ。『HAWAII FIVE-0』シーズン9は、米CBSで毎週金曜日に放送中。日本では、AXNにて毎週金曜字幕版、毎週月曜吹替え版でシーズン8が放送中。

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(海外ドラマNAVI)

Photo:『HAWAII FIVE-0』
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