映画『セブン』や『ゴーン・ガール』、ドラマシリーズ『マインドハンター』『ハウス・オブ・カード 野望の階段』などを手掛けた鬼才デヴィッド・フィンチャーが、映画『デッドプール』のティム・ミラー監督とタッグを組み、アニメのアンソロジーシリーズを製作することが明らかになった。米Entertainment Weeklyが伝えている。
Netflixで製作される『Love, Death & Robots(原題)』というタイトルのこのアニメは、SF、ファンタジー、ホラー、コメディなどいろいろなジャンルを混ぜ合わせた18話構成となるショートストーリーのアンソロジー作品。
本作は、大人向けコンテンツであり、1話は5から15分もので、製作方法も2Dや3D CGIなど様々なものがあるという。現時点で公開されている映像では、狼の兵士、悪魔、サイボーグの賞金稼ぎなどが見られる。
ミラーは、本作に関して以下のようなコメントを発表した。「『Love, Death & Robots』の製作は私の夢でした。大好きなアニメと素晴らしい脚本の融合作品です。深夜映画、素晴らしいフィクションの漫画、本、雑誌に、何十年も影響を受けてきました。ですが、そう言った類のものは、私もオタクの一人ですが、オタク文化という種類のものだと追いやられてきました。今回やっと、大人向けのアニメが大きな文化として語られるときがついにきたのです。クリエイティブな世界が変わることをとても嬉しく思っています」
製作総指揮には、フィンチャー、ミラーの他に、ジェニファー・ミラー(『ファミリー・ピクチャーズ』)、ジョシュア・ドーネン(『レジェンド・オブ・ザ・シーカー』)が名を連ねる。
現時点で『Love, Death & Robots(原題)』の配信予定日は未定だが、情報が入り次第、続報をお伝えしたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『Love, Death & Robots』
(c)Netflix