Netflixとマーベルが製作するオリジナルシリーズ『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1~2で、悪役のキルグレイブことケビン・トンプソンを演じたデヴィッド・テナントが、ファイナルとなるシーズン3には出演しないと明かしていることがわかった。
デヴィッドは主人公ジェシカ(クリステン・リッター)に執着し、マインドコントロールするキルグレイブ役でシーズン1にレギュラー出演し、シーズン2ではジェシカが見る幻影として1話にゲストとして登場していた。
米Entertainment Weeklyのインタビューに応えたデヴィッドが最終章となるシーズン3に出演しないと認め、シリーズのキャンセルについて次のように語っている。「打ち切られるべきではない作品だから、キャンセルされたとは考えていないんだ。3シーズンともにストーリーは素晴らしいしね。だから打ち切られたとのではなく、想い出の中で生きる3シーズンだと思うようにしてるよ」
実際のところ、『ジェシカ・ジョーンズ』は他のマーベルシリーズ『デアデビル』や『ルーク・ケイジ』に続いてキャンセルされ、その事情には、マーベルの親会社であるディズニーが新配信サービスDisney+を立ち上げることが関係しているのではないかと見られている。しかし現時点では、Netflixでキャンセルされたマーベルシリーズが、Disney+で継続して製作される予定はないようだ。
『ジェシカ・ジョーンズ』からの降板後、デヴィッドは英犯罪推理ドラマ『ブロードチャーチ ~殺意の町~ 』の最終章となるシーズン3に続投。米HBOのファミリーコメディドラマ『Camping(原題)』でジェニファー・ガーナー(『エイリアス』)と夫婦役で共演し、3月31日より本国で配信が開始する米Amazonの『Good Omens(原題)』にも出演している。
Netflixオリジナルシリーズ『Marvelジェシカ・ジョーンズ』シーズン3は、Netflixにて2019年内に配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)
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『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』シーズン1より
(C)Myles Aronowitz/Netflix