大ヒットシリーズ『アベンジャーズ』で、アイアンマンやキャプテン・アメリカと同じくアベンジャーズ結成時からのメンバーであるホークアイ/クリント・バートンを主役にした新作ドラマが、ディズニー配信サービス「Disney+」で製作されるようだ。米Varietyなどが報じている。
ミニシリーズとなるこの作品では、これまでホークアイを演じていたジェレミー・レナーが同役で続投する予定。ホークアイは、アベンジャーズなどを指揮していた秘密組織S.H.I.E.L.D.のエリートエージェントとして活躍。弓術のエキスパートであり、身体能力だけではなく、危機察知能力や、状況判断能力にも長けており、チームでも信頼される存在だ。またホークアイは、主要メンバーの中で唯一、妻と二人の子どもたちがいる父親でもある。関係者によると、本作はケイト・ビショップがホークアイの名を受け継ぐまでの話になると言われている。
2016年のシリコンバレー・コミコンでジェレミーは、ホークアイのドラマシリーズ化について述べていた。「ホークアイは掘り下げるのにぴったりなキャラクターだ。僕が決められるわけではないけど、こういう企画は大歓迎だよ。最近、キャラクターを掘り下げることがとても楽しいからね。Netflixはキャラクターを深く描く場所として最適だと思う」ジェレミーの発言からすると、当時はNetflixでの製作が企画されていたのかもしれない。
ホークアイことクリント・バートンは、2011年の映画『マイティ・ソー』で初登場し、翌年アベンジャーズに仲間入りした。その後、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』、そして4月26日(金)公開予定の『アベンジャーズ/エンドゲーム(2019)』と活躍している。
そして、現時点で製作が進められている『アベンジャーズ』シリーズのキャラクターたちが主役となるドラマは、ファルコン(アンソニー・マッキー)とウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)の『The FALCON & WINTER SOLDIER(原題)』、スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)の『WandaVision(原題)』、タイトルは明らかになっていないがロキ(トム・ヒドルストン)の作品。
また「Disney+」では、『Marvel"s Hero Project(原題)』と『Marvel"s 616(原題)』という二つの新たなプロジェクトも進んでいることが明らかになった。『Marvel"s Hero Project』は、現実社会におけるヒーロー的な存在、行動を起こした若者たちのためのプロジェクトだという。もう一方の『Marvel"s 616』では、映画関係者の視点によるマーベル作品のドキュメンタリーになるそうだ。
様々なコンテンツを製作しているディズニー配信サービス「Disney+」は、今年11月にスタート。(海外ドラマNAVI)
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映画『アベンジャーズ』より
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