大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のイジー・スティーヴンス役で人気を博し、ドラマと映画界を股にかけて活躍するキャサリン・ハイグルが、40年にわたる女の友情を描くNetflixの新作ドラマ『Firefly Lane(原題)』に出演することが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
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『Firefly Lane』はクリスティン・ハナによる同名ベストセラー小説のドラマ化となり、切っても切れない親友二人の40年にわたる複雑ながらも変わらない絆を中心に描かれる。
キャサリンが演じるのは人を惹きつける魅力を持ち、野心的かつ大胆で強い忠誠心を持つ自然体のタリー・ハート。幼少時代に負ったトラウマを今も抱えるタリーは、ジャーナリストとトーク番組の司会者として富と名声を手にしているものの内なる孤独に悩まされており、揺るぎない絆で結ばれている親友でソウルメイトのケイトが心の支えになっているという設定だ。
現時点ではケイト役のキャスティングはされていないが、ファンタジードラマ『イーストエンドの魔女たち』で製作総指揮を務めたマギー・フリードマンが脚本・ショーランナー・製作総指揮を担うことが決定している。その他に製作に名を連ねるのは、主演と兼任するキャサリンとステファニー・ジャーメイン(『パティシエ探偵ハンナ』シリーズ)、リー・ローズ(『コード・ブラック 生と死の間で』)で、原作者のハナは共同製作総指揮として関わる。また、『UnREAL』で製作総指揮を務めたピーター・オファロンがパイロット版でメガホンを取ることになっている。
キャサリンは、『グレイズ・アナトミー』出演中から精力的に映画作品に出演し始め、セス・ローゲンと共演した恋愛コメディ映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』やロマンティック・コメディ『幸せになるための27のドレス』が全米でヒットを飛ばした。以降も『キス&キル』など数多くのロマコメ映画に出演し、『男と女の不都合な真実』では製作総指揮も務めた。『グレイズ・アナトミー』を2010年に降板した後は、短命に終わってしまったが、犯罪サスペンスドラマ『ザ・ブック/CIA大統領特別情報官』で4年ぶりにドラマ界にカムバックし、最近は人気リーガルドラマ『SUITS/スーツ』シーズン8から優秀な弁護士サマンサ役で出演している。
キャサリンの初めてのNetflix出演作品であり、10話で構成される『Firefly Lane』の配信日は未定だが、親友役などのキャスティングが決まり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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キャサリン・ハイグル
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