DCのアンチヒーロー映画『スーサイド・スクワッド』などで監督を務めるデヴィッド・エアーとミステリーサスペンスドラマ『ミスター・メルセデス』などを手掛けたクリス・ロングの共同会社であるCedar Park Entertainmentが、実録犯罪ドラマ『Major Crimes(原題)』を製作することになったと米Deadlineが報じている。
アンソロジーとなる本作は、ロサンゼルスで実際に起きた強盗事件などを取り上げ、その事件に関わった刑事側と犯人側の両方の視点から事件の詳細を描き出していく。
エアーとロングは、映画『ザ・アウトロー』やドラマ版『リミットレス』のプロデューサーだったタッカー・トゥーリーと共同で製作総指揮を担当。そして、『THE WIRE/ザ・ワイヤー』や『サンズ・オブ・アナーキー』などの脚本を執筆したクリス・コリンズが脚本と脚本総指揮、アクション映画『ブルドッグ』や『エンド・オブ・キングダム』のクリスチャン・グーデガストとエアーが監督を務める予定だという。
『ザ・アウトロー』でグーデガストとタッグを組んでいたトゥーリーは、「間違いなくクリスチャン・グーデガストは犯罪ドラマを極めており、再び彼と組めることに興奮しています。デヴィッド・エアーとクリス・ロングはクリスチャンが綴る非常にリアルなストーリーにピッタリ合うことでしょう」と、新作に対する期待を語る。一方、グーデガストも「デヴィッドのようなロサンゼルスをよく知る素晴らしい製作者と一緒できることは名誉なことです」と喜んだ。
この「Major Crimes」というタイトルを聞くと、ドラマファンはロサンゼルス市警の重大犯罪課を舞台にした『Major Crimes ~重大犯罪課』のことを連想してしまうかもしれないが、2012年から6シーズン続いた同作のように、この新作ドラマも人気シリーズとなるだろうか?
『Major Crimes』に出演するキャストなどの詳細が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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『スーサイド・スクワッド』
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC