マーガレット・アトウッドの原作をもとに、子どもを産める女性が自由を奪われてしまうデストピアな世界を描く米Huluの衝撃作『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』が、シーズン4へ更新されたことが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
本国アメリカでは、現在シーズン3が配信されている『ハンドメイズ・テイル』。Huluは7月26日(金)に米TV批評家協会による夏のプレスツアーで、8月14日(水)に配信が予定されているシーズン最終話を前に、シーズン4への更新決定を発表した。
本シリーズは、キリスト教原理主義勢力によって近未来のアメリカに誕生した宗教国家ギレアド共和国を舞台に、フレッド・ウォーターフォード司令官に侍女として仕える、主人公オブフレッドことジューンの数奇な運命を描く。ゴールデン・グローブ賞をはじめとする賞レースで、本作は作品賞や主演女優賞など数々の賞を受賞し、今年9月に発表される第71回エミー賞では11ノミネートを果たしている。
シーズン3について、ジューンを演じるエリザベス・モス(『MAD MEN マッドメン』)はかつて米Hollywood Reporterのインタビューで、「シーズン3の後半で、キャラクター的にかなり大きな変化が起こるの。俳優として、ジューン役でさせてもらえることがいくつかあって、その変化にすごく驚くと思うし、かなり過激になるわ」とコメントし、2つのシーズンに分割できるほど違うと明かしていた。
シーズン3ではエリザベスの他に、フレッド・ウォーターフォード司令官役のジョセフ・ファインズ(『フラッシュフォワード』)と彼の妻セリーナ・ジョイ役のイヴォンヌ・ストラホフスキー(『CHUCK/チャック』)、ジューンの友人エミリー役でアレクシス・ブレデル(『ギルモア・ガールズ』)、ジューンの夫ルーク役でO・T・ファグベンル(『刑事トム・ソーン』)、ウォーターフォードの部下ニック役のマックス・ミンゲラ(『ソーシャル・ネットワーク』)、リディアおば役のアン・ダウド(『LEFTOVERS/残された世界』)らが出演している。
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』は日本ではシーズン3が今秋Huluにて配信スタート予定。(海外ドラマNAVI)
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『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
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