Amazonオリジナルドラマ『The Boys/ザ・ボーイズ』、超過激なシーンがカットされていた!

落ちぶれたスーパーヒーローを自警団が成敗していく米Amazon Prime Videoのオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』で、"ある超過激なシーン"がカットされていたことが明らかとなった。米CBRほか複数のメディアが報じている。

『ザ・ボーイズ』は、スーパーヒーローたちが名声に溺れてしまったという設定のもと、巨大企業ヴォートに雇われた彼らスーパーヒーロー7人で構成されるチーム"セブン"の一人に恋人を殺されたヒューイ(ジャック・クエイド『ランペイジ 巨獣大乱闘』)が、元FBIのビリー・ブッチャー(カール・アーバン『スター・トレック』シリーズ)らと一緒に自警団"ザ・ボーイズ"を結成し、スーパーヒーローを正していく姿が描かれる。

出演者にはジャックやカールをはじめ、エリン・モリアーティ(『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』)、アントニー・スター(『Banshee/バンシー』)、ドミニク・マケリゴット(『ラスト・タイクーン』)、チェイス・クロフォード(『ゴシップガール』)、福原かれん(『スーサイド・スクワッド』)、ネイサン・ミッチェル(『iゾンビ』)らが名を連ねる。

そして、ファンタジーホラー『プリーチャー』の原作者ガース・エニスによるコミックスをドラマ化した本作は、かなり原作に忠実にバイオレンスやセックス描写が再現されているためR指定となっている。だが配信開始される前にスタジオから「カットするように」と指示された箇所があり、そのシーンについてクリエイターのエリック・クリプキ(『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』)が海外掲示板サイトRedditのQ&Aコーナーで明かした。

シーズン1第2話「始動」には、セブンのリーダーのホームランダーがヴォート社の重役マデリン・スティルウェル(エリザベス・シュー『CSI: 科学捜査班』)と微妙な雰囲気になった後、クライスラー・ビルの頂上で自慰行為を始めて絶頂に達するシーンがあったのだという。しかし、Amazonスタジオからそのシーンは必要ないと言われ、カットせざるを得なかったと答えている。クリプキはこの問題のシーンで、ホームランダーを演じるアントニーの演技が最高だったとも語った。

『ザ・ボーイズ』は7月26日に配信開始されたが、その前にシーズン2へ更新が決定している。そしてクリエイターの一人に名を連ね、俳優としても活躍するセス・ローゲン(『ネイバーズ』シリーズ)はシーズン1にカメオ出演しているのだが、シーズン2ではマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画や米ABCのドラマ『エージェント・オブ・シールド』に登場する国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.のエージェントであるフィル・コールソンのような役で出演する可能性があるようだ。

シーズン2では、ヴォート社がセブンを主人公にしたスーパーヒーロー映画『Dawn of The Seven』を製作する展開となる模様で、セスを登場させたら面白いのではなにかとクリプキが語る。またセス自身も、「VCU(ヴォート・シネマティック・ユニバース)に関われて光栄です」とTwitterに投稿していることから、上司にしたいコールソンのようなキャラクターが誕生するのかもしれない。

世界最大のオンライン映画データベースIMDbでも評価ポイント9.0をマークし評価の高い『ザ・ボーイズ』はAmazon Prime Videoにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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Amazon Prime Videoオリジナルドラマシリーズ『ザ・ボーイズ』