『ダウントン・アビー』プロデューサー、牧師を主人公にした新作ミステリー小説のドラマ版を製作!

貴族と使用人が繰り広げる愛憎劇を描き、大ヒットとなった英ドラマシリーズ『ダウントン・アビー』のプロデューサーが、牧師を主人公にした新作ミステリー小説「The Second Sleep(原題)」のドラマ版を製作することが明らかとなった。米Varietyが報じている。

9月に出版される予定のイギリス出身の作家ロバート・ハリスによる小説「The Second Sleep」の主人公は、若き牧師のクリストファー・フェアファックス。彼の前任者の葬儀を執り行うためにイギリスの辺鄙な村へたどり着いたクリストファーだが、その土地の周りには、かつて教区の年老いた牧師が集めていたという硬貨やガラスの破片、人間の骨がまき散らされていた。こうしてクリストファーは、「何世紀にもわたり隠されてきた何かを見つけたのだろうか」と思うようになるのだが...というストーリー。

製作総指揮を務めるのは原作者のハリスのほか、『ダウントン・アビー』や中世を舞台にした大河ドラマシリーズ『ラスト・キングダム』で製作総指揮を担ったギャレス・ニームとナイジェル・マーチャント。ドラマ版は長期にわたるシリーズになる予定で、脚色を手掛けるのは英ヒューマンドラマシリーズ『ラークライズ』で脚本・製作総指揮を兼任したビル・ギャラガー。彼は製作総指揮にも名を連ねている。

ハリスは自身の小説がドラマ化されることについて、「TVシリーズは私の小説をドラマ化すると同時に、私が創った物語の範囲を超越した想像の世界を模索することになります。ビルとギャレスの仕事には非常に感銘を受けており、このユニークなプロジェクトでお二人と仕事ができることを楽しみにしています」とコメントしていた。

現時点では配信・放送先となるプラットフォームやキャストなどの詳細は未定。続報が入り次第、新情報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『ダウントン・アビー』
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