米CBSで2012年から放送されている大ヒットドラマ『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン6のDVD-BOX Part1に続き、本日8月7日(水)よりDVD-BOX Part2が発売されている。シーズン5のラストでシャーロック・ホームズに衝撃的な展開が起きた中で迎えたこのシーズンについて、主演コンビが語っている特別映像の一部が到着したのでご紹介しよう。
今回届いた映像は、DVD-BOX Part2に収録されている特典映像の一部。ジョニー・リー・ミラー演じるホームズは誰よりも頭脳明晰な男だが、天職である探偵業に影響を及ぼすある重大な病気を患っていることが発覚。ルーシー・リュー演じるワトソンは、相棒として、元医師として、ホームズに寄り添っていくことを決意するが、新たなシリアルキラーや過去の宿敵が忍び寄り...。ホームズ最大の危機に名コンビはどう立ち向かうのか?
このシーズン6は同作にとって悩ましい時期だった。第一に、過去5シーズンはすべて全24話だったが、シーズン5の放送が終了する直前まで新シーズンの更新が決定せず、ファンをやきもきさせた。さらに2017年5月にようやく更新されたが、その際に発注された話数は13話と大きくエピソード数が減少。それでも後日8話分追加されて全21話となり、人気の高さをあらためて証明した。
そんな状況は製作側から見ても困難だったようで、今回の特典映像の中で製作総指揮を務めるロバート・ドハティは「話数が未定かつ13話が目安で、減るか増えるか分からない。だからシーズン全体の軸を固めるのが難しかったね」と振り返る。さらに、のちにシーズン7へ更新されたものの、このシーズン6が最終シーズンになる可能性もあったことを打ち明けた。ジョニー・リーは、「薬物中毒のほかに新たにホームズを悩ませるもの、一番頼りにしている頭脳に支障が出始めたという事実に、彼は打ちのめされる」と、ホームズの葛藤を掘り下げた脚本家の狙いを説明。一方ルーシーは「シーズン当初のホームズは、脳しんとう後症候群をワトソンに隠している。これは彼自身が受け入れていない証拠よ」と分析。さらに「ワトソンに打ち明けるのは怖かったはず。困難に直面し、天職である探偵の仕事を諦めるのはつらいこと」と、長年の相棒ならではの理解を示した。
このシーズンの目玉の一つが、ジョニー・リーの監督業初挑戦。それについて彼自身は「成功する条件はすべてそろってたね。正しい方向へ注力すればいい作品になる。自信はあったけど、成功する保証はない。だから(この成功は)ただ嬉しい」と達成感を口にした。そして、4シーズンにわたって出演したリーガルドラマ『アリー・myラブ』を抜いて本作がキャリア最長の出演作となるルーシーは「日々学び続けていると愛着も深まる。正面から作品と向き合えたわ。この作品で育んだ素晴らしい友情は生涯の宝物よ。物語やキャラクターは時とともに去るけど、仲間との思い出や友情は永遠に残る。それがこの作品で私が得た一番大事なものよ。生涯大切にするわ」と笑顔で語っている。
■『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン6 商品情報
<セル>
DVD-BOX Part1&Part2(各9,300円+税)...発売中
<レンタル>
DVD Vol.1~11...レンタル中
発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』シーズン6
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