1960年代の戦争コメディドラマ『0012/捕虜収容所』、オリジナルのクリエイターによりリブートとして復活!

1965年から1971年に、米CBSで6シーズンにわたり放送された戦争コメディドラマ『0012/捕虜収容所』が、オリジナルのクリエイターの手によりリブートとして復活することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

オリジナル版では、第二次大戦下のドイツ軍第13捕虜収容所に収監された連合軍捕虜たちが、主人公のホーガン大佐を中心に秘密情報組織を結成し、諜報活動を行う様子がコミカルに描かれた。日本では放送局により、『OK捕虜収容所』や『底抜け脱走作戦』というタイトルでも放送された。

リブート版は現代が舞台となり、オリジナルシリーズに登場したキャラクターの子孫たちが主人公となり、世界中に散らばっていた彼らが集結して世界的な宝探しの冒険に乗り出す姿を追うという。

オリジナル版で共同クリエイターを務めたアルバート・S・ラディが舵を取り、製作総指揮にはラディと共にダニー・マクブライド(『アンダーワールド』シリーズ)、デヴィッド・ゴードン・グリーン(『レッド・オークス』)、ジョディ・ヒルとブランドン・ジェームズ(『バイス・プリンシパルズ』)が名を連ねている。

オリジナル版では主人公ホーガン役をボブ・クレイン(『謎のジェット戦斗機』)が演じ、ウィルヘルム・クリンク大佐役でワーナー・クレンペラー(『LAW & ORDER ロー&オーダー』)、ピーター・ニューカーク伍長役でリチャード・ドーソン(『バトルランナー』)、ハンス・シュルツ曹長役でジョン・バナー(『彼女の不道徳な夢』)が出演していた。

ラディは『0012/捕虜収容所』のほか、1980年代に人気を博したアクション映画『キャノンボール』シリーズやマフィア映画の傑作『ゴッドファーザー』でプロデューサーを務め、2000年代には主演のヒラリー・スワンクがアカデミー賞主演女優賞に輝いた『ミリオンダラー・ベイビー』、スポーツコメディ映画『ロンゲスト・ヤード』などを製作している。

リブート版に出演するキャストなどの詳細が決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『0012/捕虜収容所』© 1965 CBS Home Entertainment