『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のデレク・モーガン役でおなじみのシェマー・ムーアが、ロサンゼルス市警察の特殊武装戦術部隊のリーダーを演じる犯罪ドラマ『S.W.A.T.』から、オリジナルキャストの一人が降板することが分かった。
今回、降板することが判明したのは、シェマー演じるダニエル・"ホンドー"・ハレルソンの直属の上司で、かつては恋人関係でもあったジェシカ・コルテス警部役のステファニー・シグマン。米CBSにて10月2日(水)に『S.W.A.T.』シーズン3の第1話が放送されたが、ステファニーが出演せず、オープニングのタイトルロールからも名前が外されていたことから、ファンの間では彼女の不在がSNSで話題に上っていた。
そして、その翌日にステファニーがInstagramのストーリーで、「ジェシカ・コルテスは新しい冒険に出発するの! 私も同じよ。2シーズン全45話に出演したことはハッピーだった。コルテス警部を演じて一心不乱に学んだ経験を通して、このキャラクターが私に与えてくれた精神力の強さを誇りに思うし感謝している。『S.W.A.T.』ファミリーとこのドラマのさらなる成功を祈っている。そして、最後に最も重要なことは、コルテス警部を支えてくれたファンにとても感謝していること。あなたたちがいなかったら私はこの仕事ができなかったわ。みんなのことが大好きよ」とファンに伝えた。降板の理由については言及していないが、彼女のコメントから友好的な降板が推測される。なお、米TV Lineなどによると、彼女は今月、第一子を出産予定とのことだ。
— Stephanie Sigman (@SigmanStephanie) October 3, 2019
また、ステファニーの声明に対して、同ドラマのショーランナーであるショーン・ライアンはTwitterで、「ステファニーの素晴らしい仕事ぶりに感謝している。彼女のために脚本を書き、毎週、彼女がどのように演じたか観ることは喜びだった。彼女はとても才能がある女優だ。次に職業上で何に打ち勝っていくか、楽しみにしている。みんなで応援しているよ」と述べている。
そして気になる後任だが、『S.W.A.T.』シーズン3第1話には、ホンドーのチームに戦術コンサルタントとしてロサンゼルス市長から任命された、エイミー・ファリントン(『フェイキング・イット ~噂のカップル!?~』)演じるパイパー・リンチ警部補が初登場していた。今後、彼女がレギュラーになる可能性もあるとのことだ。
なお、『S.W.A.T.』は、シーズン5が9月9日(金)よりスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて日本初放送。シーズン4まではU-NEXTやAmazon Prime Video、dTVなどにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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