『ブレイキング・バッド』ディーン・ノリス、『ビッグバン★セオリー』製作陣が手掛けるコメディに出演

大人気ドラマ『ブレイキング・バッド』で、主人公ウォルター・ホワイトの義弟で麻薬捜査官のハンク・シュレイダーを演じたディーン・ノリス。ベテラン俳優の彼が、『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』の製作陣が手掛ける米CBSの新作コメディドラマに出演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

ディーンが出演することになった『The United States of Al(原題)』はパイロット版の製作となり、米オハイオ州で民間人として暮らすことに馴染めないでいる若き海軍退役軍人のライリーと、アフガニスタンでライリーと一緒に従軍した通訳で、新たな生活を送るためにアメリカに到着したばかりのアルことアワルミールの友情が描かれる。

ディーンは、元海兵隊員である息子ライリーと娘リジーと同居している父親アートを演じ、ライリーとアルの絆を理解して自宅に温かく迎え入れるという役どころだ。

ライリーを演じるのは、『インポスターズ 愛しの結婚詐欺師』や『MAD MEN マッドメン』などに出演しているパーカー・ヤング。アル役にはアクションドラマ『セカンド・チャンス』のアディール・カリアンがキャスティングされている。

『ビッグバン★セオリー』でクリエイターを務めたチャック・ロリーとプロデュースを担ったデヴィッド・ゲッツチ、脚本家のマリア・フェラーリが指揮を執る予定。

『ブレイキング・バッド』終了後ディーンは、ホラーの帝王ことスティーヴン・キングの小説をドラマ化した『アンダー・ザ・ドーム』で3シーズンにわたりビッグ・ジム役で出演。また、『ビッグバン★セオリー』シーズン10&11にリチャード・ウィリアムズ大佐役でゲスト出演したこともあり、その縁でロリーらが手掛ける新作ドラマに出演することになったのかもしれない。現在は、米TNTの犯罪ブラックコメディドラマ『Claws(原題)』に出演中。また、2月24日(金)にNetflixで配信される『ブレイキング・バッド』のスピンオフ『ベター・コール・ソウル』のシーズン5に、同僚ゴメス役のスティーヴン・マイケル・ケサダと共に、ハンク役としてカムバックすることも発表されている。(海外ドラマNAVI)

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ディーン・ノリス(c)Jordin Althaus/AMC