『ジョン・ウィック』脚本家が手掛けるアクションコメディに『パルプ・フィクション』ジョン・トラヴォルタが出演!

クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』や実録犯罪ドラマ『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』に出演しているジョン・トラヴォルタ。新配信サービスQuibiのコメディドラマ『Die Hart(原題)』で、ジョンがコメディアンのケヴィン・ハート(『ジュマンジ』シリーズ)と共演することが分かった。米Deadlineが報じている。

ジョンとケヴィンがタッグを組むアクション・コメディドラマ『Die Hart』の主人公は、架空バージョンの自分自身を演じるケヴィン。コミックリリーフ的な相棒役にウンザリした彼は、有名監督からアクション映画の主役をオファーされて夢が叶ったと思いきや、まずは変人コーチが運営する、世界屈指のアクションスター養成学校で訓練を積まなければならなくなる...という展開。コーチのしごきとライバルの生徒により限界まで追い詰められたケヴィンが、激しいアクションを懸命にこなしつつも、夢にまで見た主役の座を逃がすかもしれないという恐怖に直面する姿がコメディタッチで描かれる。

ジョンはケヴィンが参加する養成学校のコーチを演じる。その他のキャスティングは未定だ。

デレク・コルスタッド(『ジョン・ウィック』シリーズ)とトリッパー・クランシー(『ガン・ドッグ』)が脚本を手掛け、監督を務めるのはエリック・アペル(『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』)。

ジョンは、1970年代後半から1980年代前半にかけて大流行したディスコ・ブームに乗り、音楽をテーマにした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』『グリース』『ステイン・アライブ』に主演して大スターになったが、1980年代後半からキャリアが低迷。しかし、1994年の『パルプ・フィクション』で再び存在感を示して復活を遂げ、その後はジョン・ウー監督の『ブロークン・アロー』『フェイス/オフ』などでアクションに挑戦していた。2016年に『アメリカン・クライム・ストーリー』で本格的にドラマ界に進出し、O・J・シンプソンの弁護団の一人ロバート・シャピロ弁護士を演じていた。

ジョンにとって『アメリカン・クライム・ストーリー』以来のドラマ作品となる『Die Hart』の製作は、週明けにスタート予定。(海外ドラマNAVI)

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昨年披露したスキンヘッド姿はどことなく鬼コーチっぽい?ジョン・トラヴォルタ
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