マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズや『デッドプール2』などに出演し、近年アメコミ映画への出演が目立つジョシュ・ブローリンの次回作が、米Amazonの新作スリラードラマ『Outer Range(原題)』になることがわかった。米Varietyが報じている。
『Outer Range』は米ワイオミング州の荒野の果てで、領地と家族のために闘う牧場主を描く作品。ジョシュは主人公ロイヤル・アボットを演じ、自分の土地で‟ある謎"を発見し、ミステリーに翻弄されることになる役柄。
初めてドラマ作品を手掛ける劇作家のブライアン・ワトキンスが指揮を執る。彼は名門ジュリアード学院のリラ・アチソン・ウォレス・アメリカン・プレイライト・プログラムを修了したばかりで、最新作となる戯曲『Epiphany』が今秋にニューヨークのリンカーン・センター・シアターで上演される予定。
ジョシュは主演するだけでなく、ワトキンスとゼヴ・ボロウ(ドラマ版『リーサル・ウェポン』)、ヘザー・レイ(『エンド・オブ・ハイスクール』)と製作総指揮も務める。ブラッド・ピットの製作会社Plan B Entertainmentがプロデュースを担う。
『アベンジャーズ』シリーズのヴィラン、サノス役で知られるジョシュは、1985年に公開された大ヒット冒険映画『グーニーズ』で映画デビューを飾り、それ以来『ミミック』や『モッド・スクワッド』、『ノーカントリー』、『メン・イン・ブラック3』といった話題作で活躍。主に映画界で活躍していたジョシュのドラマシリーズへの出演は、2005年に米TNTで放送されたミニシリーズ『INTO THE WEST イントゥー・ザ・ウエスト』以来となる。今年は、12月に全米公開されるリブート版『デューン 砂の惑星』と、マイルズ・テラー(『セッション』)やショーン・ペン(『ミスティック・リバー』)と共演するスリラー映画『Flag Day(原題)』も待機中だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジョシュ・ブローリン (c) Babirad/FAMOUS