アーチー・コミックスのキャラクターを元にした、米CWの人気青春サスペンスドラマ『リバーデイル』でケヴィンを演じているケイシー・コットが、チャリティのため頭を丸刈りにした。米E!Onlineが報じている。
ケイシーは、ブロードウェイの舞台に立ち、法廷ドラマ『グッド・ファイト 華麗なる逆転』のトム・C・ダンカン役でも知られる兄のコーリー・コットと共に、「The Cott Quarantine Cut(コット家自宅待機ヘアカット)」キャンペーンを発足。二人の妹であるカーリーが務めるチャリティウォーターという団体のために寄付を募った。
Instagramでケイシーは「手を洗うことは、コロナウイルスに対する最初の予防だ。世界の多くの地域では、清潔な水で手を洗うことさえできない。家にいて退屈だし、頭を剃ってみたかったからそうすることにしたよ。妹が水を提供するチャリティ団体に勤務しているしね」とコメント。
コット兄弟の当初の目標金額は3000ドル(約32万円)で、この寄付によって100人分の水が提供できるという。だが最終的に目標額の5倍に及ぶ1万5000ドル(約163万円)をたった4時間で集めた。その額は、コミュニティ全体が提供するきれいな水の量だといい、Instagramライブが終わってもさらに増えている。
頭を剃っているところをInstagramライブで配信したケイシー。終わってからは、「みんな最高だよ」と丸刈り姿を披露した。
一方兄コーリーは、息子とのやり取りをInstagramに投稿。「息子がとても誇りに思ってくれたよ。すごい子だ。彼はとてもプライドが高くて、僕のことを見たり触ったり、僕に関わりたいと思っているようだ」
だがコメントとは裏腹に動画は、彼の息子がコーリーの頭をなでて「好きじゃない」と言い、コーリーが「好きじゃないって?」と苦笑いすると「うん、好きじゃない」と答えるため、「なんで?!」とコーリーが困る姿が映し出されている。
この寄付は今後8週間受付中だといい、「もうすぐ2万ドル(約217万円)に届きそうだよ。二つのコミュニティが提供する飲料水の量なんだ」と、髪型までおそろいにした兄弟は喜びを伝えた。
ケイシーが出演する『リバーデイル』は、スタッフの一人に陽性反応が出たことで撮影中断されたが、世界で感染拡大している今は再開の見通しが立っていない。兄コーリーもまた、主に東海岸で撮影されているドラマやブロードウェイで活動しているが、現在は自宅待機の様子。ブロードウェイは全て閉じられており、再開のめどはまだ立っていない。(海外ドラマNAVI)
Photo:Instagramより