"巨人殺し(ジャイアンツベイン)"の異名を持つ男が、新型コロナウイルスも倒した! 大ヒット大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』の野人トアマンド役で知られるノルウェー出身のクリストファー・ヒヴュは、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことで療養生活を送っていたが、現在は回復したと報告している。米Entertainment Weeklyが報じた。
クリストファーが陽性であることを明かしたのは3月半ば。妻とのツーショット写真をInstagramに投稿し、「残念な知らせだが、COVID-19陽性だと分かったよ。僕と家族は自宅で自主隔離している。みんな健康だ。僕自身は軽く風邪を引いた時のような症状が出ているくらいだよ」と述べていた。
それから約1ヵ月後の今月中旬、クリストファーは再び妻とのツーショット写真を上げ、「(現在は)完全に回復し、健康だ」と健康な状態に戻ったことを報告。また、同じような症状を示し、そろって自主隔離していた妻も回復状態にあることを伝えた。
「自主隔離で数週間を過ごし、すべての症状が出なくなってからさらに数週間を自宅の中で過ごし、ようやく安全で健全な状態に戻った。僕たちは幸運にも軽い症状で済んだ。より甚大な影響を受けている人たち、コロナウイルスにより愛する人を失くしたみんなへ愛を送るよ。サポートをありがとう。どうか警戒を怠らず、人と距離を保ち、手を洗うことを忘れないでほしい。そして何よりも、この未曾有の事態でも互いを思いやろう」
『ゲーム・オブ・スローンズ』終了後も母国やハリウッドの作品に出演しているクリストファー。Netflixのファンタジードラマ『ウィッチャー』のシーズン2に参加することが決まっているが、英国で製作されている同作は、新型コロナウイルスの影響により撮影が一時中断されている。
ハリウッドでは彼以外にもトム・ハンクスやイドリス・エルバが陽性だと公表していた。陽性だと公表したハリウッドスター第1号となったトムは、3月上旬に滞在先のオーストラリアで感染が分かったと明かし、同地でしばらく静養したのちの3月末に帰国。イドリスは3月半ばに陽性反応が出て以降、ロンドンで自宅隔離を続けているが、SNSやネットを通じて積極的にコロナへの注意喚起を発信。今月18日(土)に放送される、世界保健機関(WHO)などへの寄付を呼びかける特別番組『One World: Together at Home(原題)』に参加することも決まっている。(海外ドラマNAVI)
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『ゲーム・オブ・スローンズ』
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