【速報】主演交代!!『Batwoman』ルビー・ローズがシーズン1限りで降板

昨年秋に米CWでスタートし、新たに"アローバース"に加わったDCドラマ『Batwoman(原題)』で主演を務めるルビー・ローズが、シーズン1をもって降板することが明らかとなった。米Deadlineなどが報じている。

『Batwoman』は、同性愛者として描かれるバットマンのいとこ、ケイト・ケインことバットウーマンを主人公にゴッサム・シティの治安維持に乗り出すヒーローアクション。すでに他の『THE FLASH/フラッシュ』『SUPERGIRL/スーパーガール』などのアローバース作品と同様にシーズン更新を発表していた。

ルビーは声明を発表。「『Batwoman』の次のシーズンには戻らないという非常に難しい判断を下しました。バンクーバーとロサンゼルスにいるスタッフとキャストの全員に最大の敬意を表します。容易な決断ではありませんでした」

現時点で降板の理由については、ローズも製作側も一切コメントを発表していない。だが関係者によると、以前ルビーが本作の撮影中に半身不随になっていたかもしれないほどの大怪我を負い緊急手術をしていたこととは無関係だという。ルビーと製作側は今回の降板に関して合意している。

アローバース作品を手掛けるグレッグ・バーランティに対して、ルビーは感謝の気持ちを述べた。「この素晴らしい作品に参加する機会をくださったことだけでなく、DCの世界に私を迎え入れてくれたことに対して、(製作総指揮の)グレッグ・バーランティ、サラ・シェクター、キャロライン・ドライスに感謝しています。ピーター・ロス、マーク・ペドウィッツ、そしてワーナー・ブラザースとCWのチームにも感謝します。シーズン1を成功に導いてくれた皆さん、ありがとうございました。本当に感謝しています」

バーランティとワーナー・ブラザースは共同声明で、新たなバットウーマン役には再びLGBTQ俳優をキャスティングすることを請け負っている。「ワーナー・ブラザース、CW、バーランティ・プロダクションズは、ルビーが最初のシーズンの成功に貢献してくれたことに感謝し、ルビーの今後のご活躍を祈っております。我々と放送局CWは本作のシーズン2と長期的な今後の計画にしっかりと取り組んでいます。有能なクリエイティブチームと一緒に、LGBTQメンバーの新しい主演女優のキャスティングなどを今後数カ月かけて行い、新しい方向性に向かえることを楽しみにしています」

キャスティングは今から行うことができるが、その他の作品同様に現在撮影ができないため、シーズン2の放送は来年1月以降になるだろうと言われている。ルビーのバッドウーマンは、2018年の"アローバース"のクロスオーバーエピソードで初登場していた。

『Batwoman』に関して新たな情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Batwoman』公式Instagramより