米ABCにて2005年にスタートした人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』のキャスト二人が、15年前に放送されたシリーズを代表する驚きの展開を振り返っている。英Digital Spyが報じた。
15年前に放送された驚きの展開とは、シーズン1最終話「彼の秘密」で、主人公のメレディス・グレイが、晴れて恋人同士になった脳外科医のデレク・シェパードと一緒にディナーへ行こうとしている時、デレクの別居中の妻アディソンが登場して"爆弾"を投下するシーン。
アディソンは、デレクが既婚者だとは知らなかったメレディスに自己紹介した後、「あなたが私の夫と寝てる人ね」と言い放ち、ここから複雑な三角関係が始まることになる。現在シーズン16まで放送されている『グレイズ・アナトミー』は驚きの展開が多いことで知られるが、シーズン1のラストを飾った妻登場劇は、その代表例と言える。
Unreal that today marks 15 years ago to the day since this little lady walked on to your screen and checked ya for screwing her husband #GreysAnatomy #Addison #FBF @GreysABC @PatrickDempsey @EllenPompeo pic.twitter.com/aG1VpWPxrv
— Kate Walsh (@katewalsh) May 22, 2020
そのシーズン最終話の放送から15年を迎えたタイミングで、アディソン役のケイト・ウォルシュが問題のシーンの動画をTwitterにアップ。その投稿には、「この可愛らしい女性が現れて夫の浮気相手をチェックした日から、15年も経つなんて信じられないわ」とのコメントが添えられている。
@katewalsh thank god I messed with your hubby!! it worked out well for us both!!! Love you so much and THAT scene ...when your character showed up ...was such a defining moment for this show. From that point on we had them hooked!!! https://t.co/CPsTTctHxW
— Ellen Pompeo (@EllenPompeo) May 22, 2020
すると、このケイトの投稿にメレディス役のエレン・ポンピオが反応。「あなたの旦那と楽しんじゃった!! お互いにうまくいったわよね!!! あなたのことが大好きよ。そして、あなたが演じるキャラクターが現れた時は...番組を決定づける瞬間だったわ。あそこからみんなが夢中になったもの!!!」と返信。最終的にデレクと離婚したアディソンを主人公にしたスピンオフ『プライベート・プラクティス』が6シーズンにわたって続き、のちにメレディスはデレクと結ばれていたことから、エレンは双方ともに吉と出たと判断しているようだ。
今ではアディソンもデレクも去ってしまったが、メレディスが残っている『グレイズ・アナトミー』は今年シーズン17へ突入と、医療ドラマとしての最長寿記録を更新し続けている。なお、シーズン16は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で製作が中断され、当初の予定よりも早く、第21話をもって終了していた。(海外ドラマNAVI)
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『グレイズ・アナトミー』
© ABC Studios