マーベル新ドラマ『ワンダビジョン』マルチバース化?!『X-MEN』キャストが出演か

ディズニー配信サービスDisney+(ディズニープラス)で今年の後半に配信予定のマーベル新ドラマシリーズ『WandaVision(原題)』。なんと本作に、映画『X-MEN』シリーズのキャストが出演するのではないかという話が浮上した。米Comicbookが報じている。

『WandaVision』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気キャラクター、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)を主人公にした全6話となるドラマシリーズ。クラシックなホームコメディのスタイルとMCUを融合させ、理想的な郊外生活を送るワンダとヴィジョンが、目に見えるものがすべてではないのではと疑い始める...というストーリー。

そんな本作に、映画『X-MEN』シリーズでピーター・マキシモフ/クイックシルバーを演じたエヴァン・ピーターズが出演するという話が浮上した。

20200602-00000003-dramanavi-1-00-view.jpg一番右:エヴァン・ピーターズ

クイックシルバーは、その本名の苗字からもわかるようにワンダの弟である。原作では、ピーターではなくピエトロという名前で、姉弟二人の父親はマグニートーという設定だ。だが、MCUの『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でクイックシルバーを演じたのはアーロン・テイラー=ジョンソンであり、劇中でクイックシルバーはすでに死んでしまっている。ゆえに、もしエヴァンがクイックシルバーをMCUの『WandaVision』で再び演じるとなると、フォックスが配給するマーベルとディズニーが贈るマーベルがクロスし、マルチバース化が実現するということだ。

この第一報は、Murphy"s Multiverseで報じられたが、現時点ではエヴァンの役どころは"謎"となっている。

その他本作のキャストには、カット・デニングス(『NYボンビー・ガール』)、キャスリン・ハーン(『トランスペアレント』)、ランドール・パーク(『フアン家のアメリカ開拓記』)、セヨナ・パリス(『Empire 成功の代償』)らが名を連ねている。

その中でもキャスリンは、アニメ『スパイダーマン:スパイダーバース』でドクター・オクトバスの声を演じており、ランドールは『アントマン&ワスプ』で警官のジミー・ウーを演じている。それぞれのキャラクターは不明だが、以前キャスリンは「夜中にスタントなしで外を走り回るシーンがあった」と語っていた。

全6話でメガホンを取ったのは、Amazonオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』のマット・シャックマン、脚本は映画『キャプテン・マーベル』や『ザ・ハッスル』などのジャック・シェイファーが務める。

現在、『Wandavision』がどこまで撮影が終わっているのかはわからないが、当初の計画では今年12月に配信される予定だ。続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Wandavision』/『X-MEN:アポカリプス』(c) 2016 MARVEL (c) 2016 Twentieth Century Fox