かなり斬新!コロナがテーマの恋愛ドラマ『コロナの時代の愛』にキャスト8人が決定

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックから発想を得た、米Freeformが製作する新作恋愛コメディドラマ『Love in the Time of Corona(原題)』に出演する新キャスト8人が決定したことがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

ノーベル文学賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説「コレラの時代の愛(Love in the Time of Cholera)」をもじった『Love in the Time of Corona』は、新型コロナウイルスの感染拡大により社会的距離を置かなければならなくなった時期に、登場人物たちが愛やセックス、絆を求める姿が描かれる4話構成のオムニバス・シリーズだ。

まず、大ヒットミュージカル『ハミルトン』やミュージカルドラマ『SMASH』などに出演しているレスリー・オドム・Jrと、彼の実生活の妻で女優のニコレット・ロビンソン(『アフェア 情事の行方)がキャスティングされており、二人は製作総指揮も務める。夫妻は劇中でもジェームズ&セイドという夫婦を演じ、仕事に追われる夫と子育てに専念する妻がパンデミックによる自己隔離で一緒に過ごすうちに、二人の関係に変化が起こるという。

その他には、『13の理由』でライアンを演じたトミー・ドーフマンが、成功したスタイリストでLGBTQキャラクターのオスカー役で出演。レイニー・クアリー(『MAD MEN マッドメン』)はトミーのプラトニックな友人でシンガーソングライター志望のエル役に扮し、トミーのオンラインデートが進展するにつれて二人の友情が複雑になっていくことに。

そして、ギル・ベローズ(『アリー・myラブ』)と彼の実際の妻であるリア・キルステッド(『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』)、二人の娘で新進女優のアヴァ・ベローズ(『This Too Shall Pass(原題)』)が親子共演を果たす。3人は、海外に留学していた娘が帰国したことで揃って自己隔離することになった家族を演じる。

最後に、L・スコット・コードウェル(『LOST』)は、新型コロナウイルスによるロックダウンで、リハビリ施設に入っている夫と結婚40周年を祝えないナンダ役で出演するとのこと。

ファミリードラマ『フォスター家の事情』の製作総指揮・脚本を手掛け、ロマコメドラマ『恋するインターン』でもペンを執ったジョアンナ・ジョンソンが指揮を執る。『Love in the Time of Corona』は物語の背景に同調してリモート技術を利用して撮影され、米Freeformにて8月に放送開始予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:左上から、レスリー・オドム・Jr、ニコレット・ロビンソン、トミー・ドーフマン、レイニー・クアリー、ギル・ベローズ、リア・キルステッド、L・スコット・コードウェル(米Deadline公式Twitterより)