デヴィッド・ハッセルホフが主演を務め、1982年から1986年まで放送されたアクションシリーズ『ナイトライダー』。リブート版の製作について何度も持ち上がっていたが、この度DC映画『アクアマン』でメガホンをとったジェームズ・ワンによってスクリーンで蘇ることがわかった。米Varietyが報じた。
米NBCにて4シーズン(全86話)放送されたドラマ版『ナイトライダー』は、犯人を追跡中、凶弾に倒れ意識不明となった刑事マイケル・ロングが主人公。病に倒れた大富豪ウィルトン・ナイトが巨悪を倒すという願いを込め、マイケルを救い出して正義の騎士に仕立てる。ウィルトンの遺志を継いだマイケルは"マイケル・ナイト"として人工知能K.I.T.T.(キット)を搭載した車"ナイト2000"に乗り、悪に立ち向かっていくという物語。
映画版でワンと共に、マイケル・クリアー(『MACGYVER/マクガイバー』)も製作に参加。ジャドソン・スコット(『フェニックス』)が製作総指揮を務める。脚本は、T・J・フィックスマン。フィックスマンは、ゲームライターとしてキャリアをスタートさせており、人気アクションゲームシリーズ「ラチェット&クランク」などを手掛けた。
オリジナルシリーズで主演を務めたデヴィッドは、近年、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ベイウォッチ』、『シャークネード』シリーズなどで活躍している。他に、エドワード・マルヘア(『ミセスと幽霊』)、パトリシア・マクファーソン(『ウェアハウス13 〜秘密の倉庫 事件ファイル〜』)、ピーター・パロス(TV『リーサル・ウェポン』)らが出演し、『グレイズ・アナトミー』でクレイグ・トーマス医師を演じたウィリアム・ダニエルズがキットの声を担当していた。
ワンは、シーズン5への更新が決まっている米CBSの『MACGYVER/マクガイバー』で製作総指揮を務めている。映画では『死霊館』シリーズ、『ソウ』シリーズといった大人気ホラー映画を手がけたり、『ワイルド・スピード SKYMISSION』のような大ヒットアクション映画で監督を務めてきた。待機作も多く、『アクアマン』の続編や、真田広之も出演する人気格闘ゲーム「モータルコンバット」を原作とした実写映画の新作などが控えている。
オリジナル版キャストが出演するのか、映画版『ナイトライダー』の新情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ナイトライダー』(c) 1982 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved.