『スター・トレック:ディスカバリー』シーズン4が早くも進行中!?

米CBS All Access製作による人気SFドラマシリーズ『スター・トレック:ディスカバリー』。待望のシーズン3が10月に配信開始される予定だが、早くもシーズン4の製作が進行しているようだ。米Comicbook.comが報じている。

シリーズで共同クリエイターを務めるアレックス・カーツマンが米Gold Derbyのインタビューで、新型コロナウイルス(COVID-19)がいかに製作に影響を及ぼしたかについて語った際、すでにシーズン4に向けて製作チームが動き出していると明かした。「私たちは、(ビデオ会議システム)Zoomで脚本家ルームの作業の取り組み、『スター・トレック:ディスカバリー』『スター・トレック:ピカード』の次シーズンと、来年に撮影を予定している『Star Trek: Strange New Worlds(原題)』と『Section 31(原題)』の脚本を進めている。これは秘密だけどね」とコメント。

『Star Trek: Strange New Worlds』は『ディスカバリー』の新作スピンオフドラマで、クリストファー・パイク船長(アンソン・マウント『SAFE/セイフ』)とスポック(イーサン・ペック『ゴシップガール』)、ナンバーワン(レベッカ・ローミン『アグリー・ベティ』)が主人公となる。

現時点では、『ディスカバリー』は正式にシーズン4へ更新されていないが、すでに製作チームが先を見越して動いているということは、シリーズの未来は明るいと見てよさそうだ。

またカーツマンは、『ディスカバリー』シーズン3はもっと早く配信できるはずだったが、新型コロナウイルスの影響によりリモートでポストプロダクションを行わなければならず、編集や特集効果の作業が遅れたことにより配信開始が遅れてしまったと説明。シーズン2の最終回は2019年4月で約1年半越しの待望の新シーズンとなる。

さらに、音楽制作についても、以前のようにオーケストラをスタジオに集めて楽曲を収録することが不可能になったため、ミュージシャンが個々のパートを演奏した音源を作曲家のジェフ・ルッソに送り、彼がすべての音をミックスして編集しなければならず、時間が掛かってしまったそう。

それでもカーツマンは、3月半ばに映画やドラマの製作が完全に中断される10日前に、シーズン3の撮影をすべて終わらせることができたためラッキーだったと明かした。

近いうちにシーズン4への更新ニュースが聞けるかもしれない『スター・トレック:ディスカバリー』。シーズン3はCBS All Accessにて10月15日(木)より配信予定。日本での配信日は未定。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『スター・トレック:ディスカバリー』Netflixで配信中