『スーパーナチュラル』すでにリバイバルの可能性あり&パパ・ジョン俳優は変わる予定だった!?

米CWの大ヒット超常現象アクションドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』は、シーズン15を最後に幕を閉じる。すでに全エピソードの撮影も終了している本作だが、すでにリバイバルの話もあり得ることがわかった。米TV Lineが報じている。

『ヤング・スーパーマン』のレックス・ルーサー役で知られるマイケル・ローゼンバウムの「Inside of You」というポッドキャストに出演したディーン役のジェンセン・アクレスは次のように発言した。「5年後にはリバイバルの可能性もあるとずっと思っている。急に、"ヘイ! 6話くらいの短編でやりたいんだけど"と声がかかるような感じでね。このシーズンがファイナルだけど、これでさよならだとは思っていません。今は、着なくなった洋服をクローゼットに一時しまっておくような感じで、また着たくなったら取り出すようなものだ」

今回、ジェンセンがコメントしたわけだが、製作総指揮を務めるロバート・シンガーが以前映画化の話をしていた。「映画化は夢物語ではないと思っているよ。だが一般的にTVシリーズの映画版を作る場合、シリーズと映画の間にはそれなりに期間を置くものだ。『X-ファイル』みたいにね。だから可能性は否定しないし、映画化に興味を持っている。おそらく主役の二人(ジャレッド・パダレッキ&ジェンセン・アクレス)もやりたがると思う」と語っており、ドラマにせよ映画にせよリバイバルの可能性は十分にあるようだ。

今後のことといえば、ジェンセンはクランクアップする際、サム役のジャレッド・パダレッキと一緒ずっと運転した"ベイビー"こと車のインパラを持ち帰ることを報告していた。ジェンセンは、「綺麗に手入れするよ。テキサスに住んでいるので、エアコンを追加しないといけない。新しいスピーカーとラジオも付けるつもりだよ。でもそれ以外はドアのきしみとシートの裂け目はそのままにして、持っておくよ」とインパラに乗る気満々な様子を語った。

またジェンセンは、ディーンとサムの父親であるジョンについて豆知識を披露した。ジョンを演じるジェフリー・ディーン・モーガン(『ウォーキング・デッド』)はジェンセンより12歳しか年上ではなかったので、プロデューサーは別の俳優にジョンを演じてもらおうと考えていたのだという。

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「製作側は、(『死霊のはらわた リターンズ』の)ブルース・キャンベルに今のジョンを演じてもらうとしていた。でも結果的には、スケジュールの都合などで実現できなかったんだ。それで彼らは仕方ない、ジェフの年齢を上げて、彼に戻ってきてもらい、年をとったバージョンのジョンを演じてもらおうと考えたんだよ」

まだ終了していないが、すでにリバイバルの可能性も匂わせるジェンセンの発言に期待したいところだ。『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』ファイナルシーズンの残りのエピソードは、10月8日(木)より米CWにて放送開始。シリーズフィナーレは11月19日の予定。(海外ドラマNAVI)

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