デミ・ムーア、Amazonのエロティックドラマに主演!

映画『ゴースト/ニューヨークの幻』や『ア・フュー・グッドメン』で知られ、近年ドラマ界へも進出しているデミ・ムーアが、セックスがテーマのポッドキャスト番組を元にしたAmazonの新作ドラマ『Dirty Diana(原題)』に主演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

このドラマシリーズの下敷きとなる同名ポッドキャスト番組は、フィクションながらもクリエイターのシャナ・フェステが結婚でうまくいかなかった時の体験が元になっている。主人公のダイアナは、結婚が破綻しかけており、その現実から逃避するため、女性たちが自分の濃密な性的妄想を明かすサイトをひそかに訪れる...というストーリー。Appleで今年の7月から8月にかけて配信され、大きな反響を呼んでいた。ドラマ版では女性の性の喜びにフォーカスし、女性の視点からセックスとその欲求が綴られるという。

ポッドキャストに主演していたデミがそのままドラマ版でも主人公を演じる。フェステがメガホンを取り、ポッドキャスト番組でも組んだジェニファー・ベッサーとともに脚本も手掛ける。デミはフェステやベッサーとともに製作総指揮を兼任する。

ポッドキャスト版にはデミのほか、カーメン・イジョゴ(『TRUE DETECTIVE/迷宮捜査』)、マッケンジー・デイヴィス(『ターミネーター:ニュー・フェイト』)、ダイオ・オケニイ(『シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察』)、ベッツィ・ブラント(『ブレイキング・バッド』)、マックス・グリーンフィールド(『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』)、クレス・バング(『ドラキュラ伯爵』)、ペネロープ・アン・ミラー(『カリートの道』)、グウェンドリン・クリスティー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、ローサ・サラザール(『アリータ:バトル・エンジェル』)、レナ・ダナム(『GIRLS/ガールズ』)、メラニー・グリフィス(『ワーキング・ガール』)、リリー・テイラー(『身代金』)ら、錚々たる顔ぶれが参加していた。彼らがドラマ版にも続投するかは不明だ。

フェステは以前、『Dirty Diana』を実写ドラマでなくオーディオドラマ(ポッドキャスト)として製作した理由について「ファンタジーとセックスに対しては想像力を使ってほしいから。想像力というのはとてもパワフルなものよ」と語り、映像として描くよりも想像させる方が効果的だと説明していたが、ドラマ版はポッドキャストのような効果を生み出せるだろうか。

キャリア初期に複数のドラマに出演したものの、1980年代後半からは映画界を中心に活躍してきたデミ。しかし2017年に音楽業界の権力争いを描く人気ドラマ『Empire 成功の代償』で本格的にドラマ界に復帰し、最近ではディストピア小説「すばらしい新世界」を元にした米Syfyのドラマ『Brave New World(原題)』にも出演していた。(海外ドラマNAVI)

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ポッドキャスト版『Dirty Diana』