『IT』ジェシカ・チャステインがドラマ初主演！実在の歌手を演じることに

『ゼロ・ダーク・サーティ』と『ヘルプ　～心がつなぐストーリー～』でアカデミー賞に2度ノミネートされ、大ヒット映画『IT／イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』にも出演しているジェシカ・チャステイン。彼女が、初主演となるドラマでカントリー歌手のタミー・ワイネットを演じることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

"カントリー・ミュージック界のファースト・レディ"と呼ばれたワイネットは、女性シンガーとして最大のレコード売り上げを誇る一人として知られ、1968年に発売されたシングル「Stand By Your Man」は一時カントリーの女性シンガーとして最大のヒット曲だった。

米Spectrumが製作するこのミニシリーズ『George & Tammy（原題）』では、タミー・ワイネットとジョージ・ジョーンズとの関係が描かれる。二人はカントリー歌手同士で1969年から1975年にかけて結婚していた。彼らの娘であるジョージェット・ジョーンズによる著書「The Three of Us: Growing Up with Tammy and George（原題）」が下敷きになるとのこと。

ジョージ役の俳優は未定。クリエイターを務めるのは、サスペンスドラマ『デッド・トゥ・ミー　～さようならの裏に～』やダークコメディドラマ『ナース・ジャッキー』で監督・脚本・製作総指揮を務めたエイブ・シルヴィア。シルヴィアは、「タミー・ワイネットはアメリカのアイコンであり、そんな伝説的な人物の素顔に光を当てる存在として、ジェシカ・チャステイン以上に適した人は思いつきません」と述べている。

ジェシカは、キャリア初期は『ER 緊急救命室』『ヴェロニカ・マーズ』『名探偵ポワロ』といった人気ドラマにゲスト出演していたが、ここ10年ほどは映画界を中心に活動。本作では主演に加えて、俳優のジョシュ・ブローリン（『デッドプール2』）らとともに製作総指揮も担う。（海外ドラマNAVI）