米HBOによるドラマ版『ウォッチメン』に主演し、『THIS IS US/ディス・イズ・アス』や『グッド・ドクター 名医の条件』などで監督としても活躍するレジーナ・キングが、『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』を放送してきた米CWで超常現象ドラマを製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている、
レジーナが製作に関わる『Slay(原題)』の主人公は、大胆な発想力を持ち、大きなアフロヘアと皮のブーツ、70年代のクールなスタイルでキメたティーンエイジャーのカーソン・ジョーンズ。母親から受け継いだ古代アフリカの血統のおかげで、超常的な力を持つカーソンがアメリカで最も呪われた土地バージニア州の歴史的三角地帯を暗黒の力から守るために闘う姿が描かれる。
レジーナは妹で女優・プロデューサーでもあるレイナ・キングと製作総指揮を務める。犯罪捜査ドラマ『CSI:ニューヨーク』でショーランナーを務めたパム・ヴィーシーの監修の下でジュリアン・ジョンソンが脚本を手掛ける。二人はキング姉妹と共にプロデューサーとしても名を連ねる。
レジーナとヴィーシーがタッグを組むのは2度目で、二人は2018年にアフリカ系5人姉妹を描く米ABCのファミリー映画『The Finest(原題)』に携わり、レジーナが監督を務めてヴィーシーが脚本を担った。
レジーナは『ウォッチメン』のシスター・ナイトことアンジェラ・エイバー役で第72回エミー賞リミテッド・シリーズ部門主演女優賞を受賞。過去5年で4度もエミー賞に輝く演技派の彼女は、今年12月にアメリカで公開される映画『One Night In Miami(原題)』でメガホンを取り、早くもオスカー候補として名前が挙がっている。
その他、『ビール・ストリートの恋人たち』でアカデミー賞助演女優賞を受賞。『サウスランド』や『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』などにも出演。『スキャンダル 託された秘密』『シェイムレス 俺たちに恥はない』といった数多くの人気ドラマシリーズでエピソード監督を務め、目ざましい活躍を続けている。
レジーナが製作総指揮を務める『Slay』に出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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レジーナ・キング (c)SF/Famous