『スター・ウォーズ』シリーズのジョージ・ルーカス製作、『アポロ13』のロン・ハワードが1988年に監督したファンタジー映画『ウィロー』の続編が、Disney+(ディズニープラス)にて製作されることが明らかになった。また、それに合わせてハワードのよろこびのコメントも到着。
米TV Lineが報じたところによると、オリジナルでウィローを演じたワーウィック・デイヴィスが続投し、ハワードと共に製作総指揮も務めることになるそうだ。来年にもクランクインされる予定のパイロット版でメガホンを執るのは、ジョン・M・チュウ(『クレイジー・リッチ!』)。ショーランナーには、ジョン・カスダン(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)とウェンディ・メリクル(『ARROW/アロー』)が名を連ねている。オリジナルの脚本家であるボブ・ドルマンがコンサルティングプロデューサーを務め、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディも製作総指揮として携わる。
オリジナル映画に登場する妖精の女王や双頭の怪物エボルシスクがいる世界に、新たなキャラクターも登場する予定。1年前にこのプロジェクトの話が浮上してから、今回の正式な製作発表に至った。
チュウは本シリーズを手掛けるにあたり、「80年代に育った私は、『ウィロー』から強い影響を受けました。最も可能性の低い場所にいる勇敢なヒーローたちの物語は、中華料理店で育ち、ハリウッドを目指したアジア系アメリカ人である私に、自分の意志、決意、そしてもちろん内なる魔法の力を信じさせてくれました。なので、キャスリーン・ケネディからロン・ハワードまで、私にとってのヒーローたちと一緒に仕事ができるという事実は、夢が叶うということ以上に偉大なことなのです。私にとっては、今回のことは人生を終える前に叶えたい夢の一つ。皆さんにこの物語を早くお見せしたいです」と喜びを語っている。
続いてハワードも「ジョージ・ルーカス、ボブ・ドルマン、そして私が最初に構想した世界とキャラクターを蘇らせるだけでなく、ジョン・カスダンとチーム・ウィローのイマジネーションによって、これほど新鮮で楽しく、シネマティックな方法で新作が製作されるのを見届けるのは、クリエイティブな視点でとても楽しみなことです。これは懐かしく思うようなスローバック作品ではなく、創造的な前進であり、それに関われるとは最高の気分です」とコメントした。
今後もキャスティングなどの続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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