映画『ハリー・ポッター』シリーズで5作品においてハリー・ポッターが引き取られた親戚のワガママな息子、ダドリー・ダーズリーを演じたハリー・メリングが、今となっては周囲の人にダドリーを演じた俳優だと気づかれずに済むことが嬉しいと明かしている。米Peopleが報じた。
『ハリー・ポッター』でハリーはポッチャリ体型のダドリーを演じていたが、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の撮影途中で体重が激減し、もう少しで配役し直されるところだったという。しかし、最終的に肥満体型に見せるスーツを装着することで、なんとか撮影を終えていた。そんな変身ぶりは、演劇学校に通い始めた18歳の頃から体重が減り始めることでスタートしたそう。「別に減量が必要だったわけじゃなくて、ただそうなったんだ。演劇学校以来、いろいろ体験して舞台にもたくさん立った。自分の人生の段階で嬉しかったことの一つは、周りに自分が誰であるか気づかれなくなったことなんだ。映画に出演していた歴史があるけど、新たなスタートを切れる機会を与えられたと感じてるし、すごく助かったよ」
最近ハリーは、シャーリーズ・セロン主演の『オールド・ガード』とトム・ホランド主演の『悪魔はいつもそこに』という映画、10月23日(金)に配信開始したばかりの新作ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』と、Netflix作品に立て続けに出演している。
その点について本人は「みんなが僕を見飽きないことを願うよ」と冗談を飛ばしながら、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で外に出られないために多くの人々がNetflixを観賞し、ウイルスの感染拡大は喜べないものの、おかげで大勢に自分の出演作を観てもらえるという、素直に喜べないのに嬉しいような奇妙な気持ちになっているとも語っていた。
『ハリー・ポッター』を卒業後、ハリーはNetflixによる西部劇コメディ映画『バスターのバラード』、10月23日(金)より公開中の伝記映画『キーパー ある兵士の奇跡』にも出演。ハリーが出演するNetflixの作品は、すべて日本でも配信中だ。そして新作としては、デンゼル・ワシントンら豪華キャスト競演のジョエル・コーエン監督作『The Tragedy of Macbeth(原題)』、デミ・ムーア共演の『Please Baby Please(原題)』などが待機している。今後もハリーの活躍を目にする機会がありそうだ。(海外ドラマNAVI)
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『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
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ハリー・メリング
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