続編が製作されることが決定した人気サスペンスドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』。早くて今年放送予定のその続編に出演するキャストが発表された。米TV Lineなどが報じている。
2006年から8シーズンにかけて米Showtimeで放送された『デクスター ~警察官は殺人鬼』は、表の顔はマイアミメトロ警察殺人課の血痕分析官、裏の顔は凶悪犯罪者を成敗するシリアルキラーのデクスター・モーガンを描いた人気ドラマシリーズ。待望の続編は全10話となり、主演を務めるマイケル・C・ホールが引き続き出演する。
そして、今回出演することが決まったのは、『ER 緊急救命室』でウィーバー(ローラ・イネス)と恋仲になる医師エリス・ウェスト役や、『ザ・クラウン』でリンドン・ジョンソンを演じているベテラン俳優のクランシー・ブラウン。
この続編で、クランシーは悪役カート・コールドウェルを演じる。役柄について、公式の説明には「コールドウェルはアイアンレイクの町で生まれ育った。実のところ、この小さな町では彼を非公式な市長と考えている人もいる。父親と同じく大型トラックを運転していた彼は、今では数台のトラックとトラックターミナルを所有するまでになり、アメリカンドリームを実現している。パワフルで、寛大で、誰からも愛されている彼は、本当に人々のために存在する男。彼に支えられる立場であれば、もう何も心配することはない。だがコールドウェルに逆らったり、彼の身の回りの人を傷つけたりしたら...大変なことになる」と記載されている。
この概要にあるアイアンレイクという町が、続編の舞台なのかどうかは今のところわかっていない。オリジナル版のファイナルではオレゴン州の森の中が描かれていたことから、そこに近い場所の町なのかもしれない。
クランシーはこれまで、映画『ショーシャンクの空に』のバイロン・ハドリー役や、『カーニバル』のジャスティン・クロウ役、『シカゴP.D.』のエディ・リトルを演じる他、アニメシリーズ『スポンジ・ボブ』や『ラプンツェル ザ・シリーズ』などにも出演し、声優としても活躍している。
『デクスター ~警察官は殺人鬼』の続編について新たな情報が入り次第、随時お伝えしていきたい。オリジナルシリーズはHuluで全8シーズンが配信中。(海外ドラマNAVI)
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『デクスター 〜警察官は殺人鬼』(c)2006 CBS Studio Inc