『スター・ウォーズ』シリーズにはあるあるネタ!?『マンダロリアン』サプライズについてキャストも知らなかった!

Disney+(ディズニープラス)の『マンダロリアン』シーズン2に用意されていたビッグサプライズについて、出演キャストも知らなかったという。米Comicbook.comが報じている。(※本記事は、『マンダロリアン』シーズン2最終話の大きなネタばれがあるのでご注意を!)

シーズン2最終話となる第8話「チャプター16:救出」には、ルーク・スカイウォーカーがカメオとして登場した。ファンにとって大きなサプライズとなったが、それはキャストも同じだったようで、キャラ・デューン役のジーナ・カラーノも撮影当日にセットへ行くまでルークの登場は知らず、固く秘密にされていたという。

 

ジーナはYouTubeの番組「Drunk3PO」に出演した際、「メイクアップのトレーラーでカメオについて始めて知った。"それって誰なの?"っていう感じだった。脚本には書かれていなかったから...。『マンダロリアン』で仕事をしている誰もが熱狂的な『スター・ウォーズ』のファンだから、カメオについて"ちょっと待ってよ"っていう感じで、(誰がカメオなのか)みんなで囁き始めたのよ」と明かした。

どうやら、ルークの存在は単に"ジェダイ"とされていた模様で、その人物が誰であるか脚本には直接書かれておらず、ジーナもまさかルーク・スカイウォーカーだとは思いもしなかったようだ。

シーズン2の前半エピソードで、パダワンのアソーカ・タノがグログ(ベビー・ヨーダの本名)をジェダイとして鍛える役目は自分の仕事ではないとマンダロリアンに伝えていた。よって、どのジェダイがその仕事を引き受けるのか憶測が飛び交い、ファンの間では知名度が低いキャラクターが選ばれると思っていた人が多かったそうだ。

ルークのカメオシーンは、マーク・ハミルとボディ・ダブルのマックス・ロイド=ジョーンズ(『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』)が協力し、CGIを使って実現している。

本当のストーリー展開を出演キャストが直前まで知らないということは、『スター・ウォーズ』シリーズにはよくあることのようだ。シリーズで有名な『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の「I"m your father」のくだりをはじめ、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の結末も当初の脚本から変わっていたとオスカー・アイザックとジョン・ボイエガが来日したときに話していた。

シーズン3がどんな展開になるのか楽しみな『マンダロリアン』。シーズン1&2はDisney+で配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:

『マンダロリアン』シーズン2 (c)2020 Lucasfilm Ltd.