ニューヨークを舞台に、4人の女性の友情と恋愛を描いた大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』(以下『SATC』)のリバイバル版の製作が進行中なことはすでにお伝えしている通り。様々な情報が飛び交う中、現段階で明らかになっていることを米Entertainment Weeklyがまとめている。
2月5日(金)時点でわかっていることは以下の通り。
◆放送日と配信先
新作の『And Just Like That...(原題)』は今春の終わり頃にニューヨークで撮影を開始する予定。各話30分の全10話構成で、リリース日は明らかになっていないが、米HBOの配信サービスHBO Maxにて独占配信される。
◆ストーリー
キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)、シャーロット(クリスティン・デイヴィス)、そしてミランダ(シンシア・ニクソン)の3人が、30代の時よりもさらに複雑になった50代での友情や現実社会を歩んでいく様子を描く。オリジナルのTVシリーズの後には2本の映画が製作されたが、そこで起きたことが反映されるのか、もしくは別のタイムラインが設定されるのかは現段階では不明。
◆サマンサについて
HBO Maxが続編について発表した際、オリジナルキャストの一人であるサマンサ役のキム・キャトラルの名前が上がらなかった。キムはかねてよりサマンサ役を再演するつもりはないとコメントしていたため、彼女の復帰は叶わなかった模様。
『SATC』の原作者であるキャンディス・ブシュネルは米Page Sixに対し、『And Just Like That...』の脚本家たちは様々なキャラクターを通してセクシュアリティを追求するためのアイデアをたくさん持っていると語っている。キムが登場しないことをどのように処理するかは明かされていないが、キム本人は新たなPRのプロフェッショナルとして白人以外の女優をキャスティングすることを勧めているという。
また、『SATC』シーズン6にゲスト出演したことのあるジェニファー・クーリッジ(『キューティ・ブロンド』)は、サラの親友であるアンディ・コーエンのトーク番組に出演した際に、別の誰かがサマンサ役を引き継ぐという説を否定。自身を含め、「代わりを務められる人は誰もいない」と話した。
◆出演者
現在明らかになっているのは、サラ、クリスティン、シンシアの3人だけ。彼女たちは、『SATC』のクリエイターであり、『And Just Like That...』でショーランナーを務めるマイケル・パトリック・キングと共に製作総指揮にも名を連ねるという。
映画1作目にて、大都市に憧れを抱くセントルイス出身のルイーズという役で出演したジェニファー・ハドソン(『Empire 成功の代償』)は米Entertainment Tonightに対し「ぜひ出たい! クールだと思う。やりたいわ」とコメント。再演を望んでいることを明かしている。
ファンが気になる、ミスター・ビッグ(クリス・ノース)、スティーヴ(デヴィッド・エイゲンバーグ)、ハリー(エヴァン・ハンドラー)、スタンフォード(ウィリー・ガーソン)、アンソニー(マリオ・カントーネ)らの復帰は現段階では不明だ。(海外ドラマNAVI)
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Photo:
『SEX AND THE CITY』
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