『One Tree Hill』キャストが再共演、新作ドラマと現実の類似点

2003年から9シーズンにわたり放送された人気青春ドラマ『One Tree Hill』。本シリーズでネイサンを演じたジェームズ・ラファティとチェイス役のスティーヴン・コレッティが主演する新作ドラマ『Everyone Is Doing Great(原題)』と現実の類似点について語っている。米Entertainment Weeklyが報じた。

『One Tree Hill』で共演したジェームズとスティーヴンはプライベートでも非常に仲が良く、二人はHuluの新作ドラマ『Everyone Is Doing Great』で出演・脚本・製作を手掛けている。

『Everyone Is Doing Great』の主人公は、架空の大ヒット吸血鬼ドラマ『Eternal』に出演していた人気俳優セス(スティーヴン)とジェレミー(ジェームズ)『Eternal』の放送終了から5年が経ち、当時の名声を経験したセスとジェレミーは番組終了後に寄り掛かり合いながら、何とか人生や恋愛の危機を切り抜けていた―。

『One Tree Hill』は吸血鬼ドラマではないが、『Everyone Is Doing Great』のストーリーは現実でジェームズとスティーヴンが経験したことに非常によく似ている。その点について二人がインタビューに応え、スティーヴンが名声を得た後の人生に対処しきれない俳優について、「この物語を伝えるのに、僕たち以上の適任者はいないと思うよ」と笑いながらコメントした。

二人は新作ドラマでペンを執るにあたり、『One Tree Hill』の出演で実際に経験したことや、自分たちがさらされた状況を基にキャラクターを創り上げ、自分たちが共感できるストーリーを生み出そうと努めたと語っている。

スティーヴンは、「人は自分の知っていることを書くし、僕たちは(ドラマの)基礎になった世界をよく知っている。何年にもわたって僕たちには納得がいかないことが起きていて、ダークなストーリーを始めるには理にかなっていた。だけど、物語はエンターテイメント業界の人々や二人の俳優についてだけじゃなく、要は登場人物が人生を理解することであって、エンターテイメント業界はその背景にすぎない」ともコメント。二人の体験を基にしてはいるが、『One Tree Hill』後に自分たちに起きた出来事を描いた回顧録的なシリーズではないと明確にした。

ジェームズとスティーヴンが主演するだけでなく脚本・製作も手掛けた全8話となる『Everyone Is Doing Great』は、米Huluにて配信中。なお、二人が共演した『One Tree Hill』U-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)

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(2021年1月時点での情報です)

Photo:

ジェームズ・ラファティ&スティーヴン・コレッティ『Everyone Is Doing Great』公式Instagramより